603馬力の速すぎるSUV メルセデスAMG「GLE 63 Sクーペ」

どうやらメルセデスAMGの社内には、パフォーマンスSUVには600馬力以上の馬力が必要だというルールがあるようです。同社は、今年後半に北米に導入予定の新型「GLE 63 Sクーペ」の価格を発表しました。この新型GLEは今年2月に発表されましたが、AMGはスピードに対して一切の妥協を許していないことが分かっています。

2021年モデル メルセデスAMG「GLE 63 Sクーペ」

搭載する4.0L V8ツインターボは、メルセデスのEQブーストシステムと組み合わされており、最高出力603馬力、最大トルク850Nmを発揮します。

48Vの電動スタータージェネレーターを使用するEQブーストにより、最大250Nmのトルクを追加することで、GLEの最高時速を280km/hまで押し上げています。

0-97km/h加速は3.7秒。AMGパフォーマンス4MATIC+の全輪駆動システム、AMG SPEEDSHIFT TCT 9速ATが標準装備されています。

クーペではない標準スタイルの「GLE 63 S」

この構成は、新型GLE 63 Sクーペの標準モデルである「GLE 63 S」と同じです。ラゲッジ容量に関してはやや実用性に劣るかもしれませんが、走行性能は過激なレベルになることが期待されます。前述の数値だけ見ても、スーパーカーレベルのパフォーマンスです。

当然のことながら、価格もそれに見合った設定となっています。2021年モデルのGLE 63 Sクーペの価格は116,000ドル(1,227万円)から。

大きく傾斜したルーフによりスポーティーなスタイリングを確立。

標準装備としては、アクティブロールスタビライザー、AMGアクティブエンジンマウント、AMG RIDE CONTROL+エアサスペンション、新しい電子リアディファレンシャルが採用されています。

インテリアには、ナッパレザーを使用したAMG専用シートを用意。また、3本スポークのAMGパフォーマンスステアリングホイール(アルミ製シフトパドル付き)が標準装備されているほか、ミニディスプレイ内蔵のAMGドライブユニットコントロールポッドが装着され、ドライブモードなどに素早くアクセスできるようになっています。

ブルメスターのオーディオシステムや、一体化したデュアルディスプレイに注目。

最も歓迎すべき追加機能の1つは、新しい「MBUX」です。12.3インチのデュアルディスプレイに搭載されるMBUXには、ブルメスターのサラウンドオーディオシステムが標準装備されています。

リアディフューザーや専用ホイールなど、エクステリアもAMG仕様となっている。

また、64色のアンビエントライト、アクティブLEDヘッドランプ、ナビ、アクティブパーキングアシスト、ブラインドスポットアシスト、アクティブレーンキープアシストが備わります。ヒーターおよびベンチレーター付きのシート(フロント)も標準となっています。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

コメント