日本のEVオーナーは、横浜にある「ニッサン パビリオン」を訪れてみてはいかがでしょうか。EVに蓄えた電力を使って駐車料金を支払うことができます。この斬新なアイデアは世界初の試みであり、他にも革新的な機能の数々が紹介されています。
日産自動車の内田誠CEOは、8月1日に横浜みなとみらい21地区にオープンしたニッサン パビリオンについて、次のように述べています。
「パビリオンは、最先端のテクノロジーや革新的な商品を通して、日産が描く未来のモビリティ社会を、お客様が見て、感じて、ワクワクしていただける場所です」
パビリオンではまず、日産のエネルギーシェアと蓄電技術を紹介しています。両技術は、EVのバッテリーから蓄えた電気を転送、保存、共有し、家庭や企業の電力に再利用するというもの。
例えば、パビリオン内にあるカフェ「NISSAN CHAYA CAFE」は、EV「リーフ」の電力と太陽光エネルギーで運営されています。
リーフは、キャンプや災害時にエネルギーを供給するモバイルバッテリーとして利用することが可能です。また、日産はリーフの使用済みバッテリーを街灯に活用する取り組みも行っています。
パビリオン内では、最新EV「アリア」の乗車体験や、フォーミュラEのレースをバーチャルに体験することもできます。
日産がEVラインナップの拡大をグローバルで計画していることは周知の事実です。同社は2023年までに、少なくとも100万台のEVを販売することを計画しています。
パビリオンは、横浜の日産本社の近くに作られ、2020年8月1日から10月23日まで一般公開されます。もちろん、バーチャル見学も可能です。
コメントを残す