あの映画作曲家が開発に参加!BMW iX3 同社初の電動SUV

BMWは、電気駆動システムを搭載した初のSUVを発表しました。BMW iX3と呼ばれ、SUVの「X」シリーズに加わる初の完全EVです。高度な駆動システムが搭載されているのが特徴で、電気モーター、パワー・エレクトロニクス、トランスミッションが初めて中央のハウジングに配置されています。

BMWは、最新技術を用いて開発した第5世代の高電圧バッテリー「eDrive」を採用しています。総容量は80kWhで、WLTPサイクルでは1回の充電で最長450km、NDECサイクルでは最長520kmの航続距離を実現します。

2021年からBMW iNEXTとi4にも同じパワートレインが搭載されます。

電気モーターは286馬力、400Nmのトルクを発生。停止状態から6.8秒で時速100kmに達し、最高速度は180km。減速時や惰性走行時の回生エネルギーをバッテリーの充電に利用します。

四輪駆動ではなく後輪駆動となっており、アダプティブ・サスペンションが標準装備されています。

オンラインの発表会でBMWが強調した点として、ドイツ出身の作曲家ハンス・ジマー氏とのコラボによる、発進時と停止時のサウンドも挙げられます。ジマー氏は「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ダークナイト」「インターステラー」など数々の映画作品を手掛けた、ハリウッドを代表する作曲家のひとりです。

また、世界中の45万カ所以上の公共の充電ポイントを利用できるBMW Charging Cardなど、独自の充電製品・サービスも提供しています。

オプションとして、異なるタイプのソケットを使用できるフレキシブル・ファスト・チャージャーや、高出力のウォールボックスも用意。DC急速充電で最大150kWの充電に対応しています。空の状態から80%まで34分、また10分間の充電で航続距離100km分まで充電できるといいます。

価格は未発表。BMWは中国の自動車メーカー、ブリリアンス(華晨汽車集団)と合弁会社を作り、中国瀋陽の工場でiX3を生産します。

iX3は中国と欧州で展開予定で、日本への導入はいまのところ明らかになっていませんが、北米展開も未定のため可能性は薄いと考えた方がいいかもしれません。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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