待機中にワイヤレス充電 オスロ市で電動タクシー計画発動

ジャガー・ランドローバーは、ノルウェーの首都オスロ市と提携し、新たなワイヤレス充電タクシープロジェクトを開始すると発表しました。このタクシーサービスにはジャガーの電動SUV、I-PACEが使用されます。2023年以降にはすべてのタクシーをゼロエミッションにしたいオスロ市にとって、極めて重要なプロジェクトです。

ジャガーは、タクシー会社Cabonline、電力会社Fortum Recharge、充電技術を手掛ける米Momentum Dynamics、そしてオスロ市と提携します。ノルウェーの首都オスロに、タクシー用のワイヤレス充電インフラを構築する予定です。

プロジェクトが完成すれば、世界初となります。タクシー会社のCabonlineには、ジャガー I-PACEが25台提供されました。

ジャガーによると、I-PACEはMomentum Dynamics社のワイヤレス充電技術を利用できるように設計されており、この取り組みに最適な車両となっているといいます。

電力事業を手掛けるFortum Rechargeが、ワイヤレス充電ソリューションの構築をサポート。このシステムは、定格出力50~75kWの充電プレートが地面に設置される点が特徴です。

これら充電プレートは、タクシーの待機場所に設置されています。タクシーはこの上に停車するだけで、充電が自動的に開始されます。つまり、次の乗客を待っている間に充電できるという仕組みです。

従来の充電スタンドのようなケーブルは必要ありません。充電1回あたり平均6~8分間、最大50kWのエネルギーを供給します。プロジェクトの目標は、電動タクシーが航続距離の制限を受けることなく、24時間営業を続けられるようにすることです。

林 汰久也

愛知県在住 27歳。ハウスメーカーの営業を経て、IT企業のメディア事業に参画。記事制作ディレクターとして店舗紹介記事などの制作に携わる。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。

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