高級キャンピングカーブランドのエアストリーム(Airstream)社はこのほど、トラベルトレーラー「フライングクラウド」と「インターナショナル」の新しいインテリアを発表しました。デザインを一新し、レザーなど高級素材を多数採用。質感と快適性を向上させています。
米オハイオ州に本拠を置くエアストリームは、80年以上の歴史を持つ老舗の高級ブランドとして知られています。その品質の高さと快適性には定評があり、キャンパー憧れのトレーラーとなっています。
今回、2021年モデルとしてインテリアが一新されたことで、フライングクラウドとインターナショナルはこれまで以上に魅力的なトレーラーとなるでしょう。
フライングクラウド
![](https://slashgear.jp/wp-content/uploads/2020/06/AIRMKT-2021-Flying-Cloud-23FB-Exterior-Curb-Side_80943-WEB.jpg)
フライングクラウドは、エアストリームのラインナップの中で最も人気のある、多目的トラベルトレーラーです。14のフロアプランがあり、どのような家族構成にも対応できます。
2021年モデルでは、寝具、枕、カーテンを新素材に変更。高級コーリアン(人工大理石)製の什器、フローリング、カウンタートップ、ソフトクローズキャビネットなどを装備し、質感をさらに高めています。
![](https://slashgear.jp/wp-content/uploads/2020/06/2021-Flying-Cloud-23FB-Interior-F2B-Sunlit-Maple-Seattle-Mist-80451-WEB-1010x800-1.jpg)
これまでのフライングクラウドには「ウルトラファブリック・ドエル」という内装が採用されていましたが、今回新たに「ウルトラレザー」というツートンカラーのオプションを設定。
サンリットメープルをベースカラーに、カロライナグレーまたはシアトルミストから選ぶことができます。
また、ブラックアウトカーテン(現行モデルのブラインドに代わるもの)、キッチンと蛇口の装飾、クリーム色の収納キャビネットも新たに追加されています。
インターナショナル
![](https://slashgear.jp/wp-content/uploads/2020/06/2021-International-27FB-Exterior-Curb-Side-WEB.jpg)
一方、インターナショナルでは12のフロアプランが用意されています。
これまでのデザインテーマは「セレニティ」と「シグネチャー」でしたが、2021年モデルは「リフレッシュ・コーストラル・コーブ」を新たに設定。
アクアやシーシェルなど、明るい色合いのウルトラレザーが加わりました。
![](https://slashgear.jp/wp-content/uploads/2020/06/2021-International-27FB-Interiors-F2B-Coastal-Cove-Aqua-UL-WEB-1119x800-1.jpg)
寝具、枕、カーテンに新デザインのファブリックを採用したほか、ビニールのフロア材と内装のラミネート加工も新しくなりました。カウンタートップには高級感のあるコーリアン製を採用しています。
また、ブラックアウトカーテン、グロス仕上げのキャビネット、キッチンとバスルームにはモーエン製プルダウン式水栓を装備しています。
フライングクラウドとインターナショナルに共通して、正方形のフローティングシンクを採用したキッチンが設置されました。収納の選択肢が増え、人間工学に基づいた使い勝手の良さを実現しています。
ハンドメイドのアルミ製リアハッチとスクリーンもオプションで用意されています。
価格はまだ明らかになっていませんが、現在のフライングクラウドは78,900ドル(844万円)から、インターナショナルは91,800ドル(982万円)からとなっています。
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