日産「セントラ」2020年モデル発表。刷新されたデザインと快適・安全性の追求

日産自動車は、小型セダン「セントラ」(日本販売名:シルフィ)の2020年モデルを発表しました。日産にとってセントラは、北米市場における重要な位置づけにある車です。日産の発表によると、この新型はクラス最高の内装と、先進運転支援システム「セーフティー・シールド360」を標準装備しているほか、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しスマートフォンとの接続性も向上させており、より運転を楽しめる車に仕上がっているそうです。

統一デザインの採用とパワーアップ

2020年モデルのセントラは先代より約50㎜車高を下げ、車幅を約50㎜広げたことでワイド&ローなスタイリングとなっています。外装は最新のブランド統一デザインを採用し、フロントはグリル周りをV字で囲った「V-Motion」にLEDヘッドランプを備えています。サイドビューは「Floating Roof」という、流れるようなキャラクターラインに仕上げているのが特徴です。

日産によると、洗練された内装は細部にまでこだわり、直感的な操作と高い質感を両立しているとのことです。また、パワートレーンには 2.0リッターの4気筒エンジンを搭載しています。そのスペックとしては、

馬力:149hp
トルク:145lb-ft(196.59 Nm)

これは先代モデルと比較すると、出力は20%増加、トルクも16%アップしていることになります。

発表によれば、この新型エンジンは走りだけでなく、従来よりも高い燃費性能を期待できそうです。新しい独立式リアサスペンションと電動パワーステアリングシステムも、乗り心地の向上に貢献しているとのことです。

充実の運転支援機能を搭載

運転支援系では「セーフティー・シールド360」を標準装備しています。

・車だけでなく歩行者も検出する機能を持つ自動緊急ブレーキ
・発進時に誤ってバックしてしまうことを防ぐ後方自動ブレーキ
・ヘッドランプのローとハイを自動で切り替えるハイビームアシスト

…など、6種類の支援システムを備えています。また、エアバッグを10箇所に装備しているほか、車の死角をカバーするインテリジェント・アラウンドビュー・モニター、後部座席への子供の置き去りを防止するリアドア・アラートの搭載など、より安全性を高める取り組みがなされています。

その他オプション

シートの素材はキルティング生地とレザーから選ぶことができ、シートヒーター(フロント)やヒーテッドドアミラーなどのオプションが用意されています。ヒーテッドドアミラーとは、雨や雪からミラーを守り、曇りを取って視界を確保するものです。なお、シートにはNASAにインスパイアされたゼロ・グラビティ・シートを採用し、人間工学に基づいた快適な座り心地を実現しています。

インパネに装着された8インチのマルチタッチ・センターディスプレイは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しているため、スマートフォンと接続することで音楽や動画などを楽しむことができます。また、Nissan Connectにも対応しており、オペレーターによるサポートを受けられるようになっています。

まとめ

セントラのような小型セダンは、日本国内では決して注目度の高いカテゴリーとはいえません。とはいえ北米でのセダン需要は高く、日産にとって重要なモデルであることは間違いないでしょう。

デザインが一新され、先代よりスポーティな印象を強めているのは、若者層へのアプローチかもしれません。また、「セーフティー・シールド360」の標準装備など、昨今注目されている安全性にも力を入れていることがうかがえます。

このように走りやデザインを改め、さまざまな先進技術を身にまとった新型セントラが、いつ、どのような価格設定でショールームに登場するかは(日本での発売有無も含めて)現時点では不明です。発表を楽しみに待ちましょう。

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