折りたためるスクーター「Poimo」を東京大学が発表

この「ポイモ(Poimo)」は、カバンにきちんと収まる膨張式の電動スクーターです。これまでさまざまな電動スクーターや電動スケートボードが誕生しましたが、ポイモほど革新的で楽しいものはないかもしれません。

東京大学の頭脳派チームによって開発されたポイモは、個人のモビリティをよりスマートにするためのソリューションとして考案されました。セット一式の重量は17ポンド(7.71kg)で、どこにでも持ち運べるほどの軽さです。シャシーにはスチールやアルミではなく、高品質の熱可塑性ウレタンを使用しており、ボディ単体でわずか5ポンド(2.27キロ)という軽量化を実現しました。

ポイモ(Poimo:Portable and Inflatable Mobility)は、この種のモビリティの中では初めて「ソフトモビリティ」に分類されるようです。ちなみに「ソフトモビリティ」とは、変形可能で軽量な柔らかい素材で作られた個人の移動手段のこと。通常の電動スケートボードやスクーターとは異なり、ポイモは簡単に膨らませたり、萎ませたりすることができるので、カバンに入れて街中を持ち歩くことができます。

ボディは電動式のエアポンプを使用して1分以内に膨らませることができます。車輪に電気モーターを内蔵しており、一般的な電動スクーターのように駆動します。最高出力や走行可能距離などは明らかになっていませんが、動画を見る限りでは時速10km/h程度でのんびり走れそうです。柔らかい素材で作られているので、段差や石畳、レンガ舗装の上でもロールス・ロイスのように快適に乗れるかもしれません。

ポイモの開発チームはデザインや安全性を向上させるため、引き続き改良に取り組んでいくとのこと。より軽量のシャフトとホイールを使用して、持ち運びをもっと楽にできるかもしれません。開発チームはほかにも、膨張式車椅子などソフトモビリティソリューションの可能性を探っています。気軽に持ち歩いて好きな場所で使える柔らかい乗り物があれば、私たちの生活はもっと楽しいものになるでしょう。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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