VW 12年振りのピックアップトラック新型「アマロック」を発表

フォルクスワーゲン(VW)が「Amarok(アマロック)」を発表しました。VWが12年振りに発表した新型ピックアップは、2世代目モデル。初代アマロックは、最大出力268ps、最大トルク428lb-ftを発揮する強力な3.0リッターV型6気筒ターボ直噴ディーゼルエンジンと搭載し、ヨーロッパ各地で人気のモデルとなりました。新型アマロックは2021年3月にその存在が、米国での販売の可能性と共にほのめかされました。今回の発表により、残念ながら新型アマロックの米国での発売は近いとろころではないことが新たに分かりました。

VWとフォードは2018年6月より両者が「戦略的提携」と呼ぶパートナーシップを開始しています。これは、両社の市販車の共同開発のために必要なリソースや技術を共有することを意味しています。その後、このパートナーシップは電気自動車や自動運転などの分野にも拡張されています。新型アマロックは、フォードの2022年モデル「Ranger(レンジャー)」は内部機構やシャーシ設計を共有しています。

初代モデルのデザインとはかなり異なり、より広々としたインテリアとロングホイールベースに生まれ変わった新型アマロック。車高はわずかに高くなり1,888mm、車幅はわずかにスリムな1,910mmになりました。

新型アマロックにはシングルキャブとダブルキャブが設定され、両仕様とも全長は初代モデルより約97mm長い5,350mm。ホイールベースは約178mm延長されました。

新型アマロックのエンジンとトランスミッションの選択肢は、販売地域によって異なりますが、ラインナップ最上級のディーゼルエンジンは、最大出力250hpと最大トルク599Nmという圧倒的なトルクを発揮する3.0リッターV型6気筒ターボディーゼル。他にも、レンジャーのファンにはお馴染みの2.3リッター4気筒ガスエンジン(最大出力302hp、最大トルク451Nm)などが用意されています。VWの4Motion AWDシステムを搭載し、パートタイム4×4とフルタイム4×4の2つのバリエーション、さらにRWDのオプションもあるようです。

今のところ、新型アマロックは9月に発売される予定です。これまでのところ、VWから新型アマロックの価格に関する情報は発表されていません。

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