ゲーム機の世代が進みにつれて、前世代のゲームの多くがアップデートされ、「プレイステーション5」や「Xbox Series X」など最新コンソールに対応できるようになっています。ノーティードッグは19日、大作ゲームの1つである『The Last of Us Part II』のアップデートを発表しました。プレイステーション5向けに無料配信されています。
「PS5パフォーマンスパッチ(PS5 performance patch)」と呼ばれるこのパッチでは、The Last of Us Part IIがバージョン1.08となります。このパッチだけでは大きな変化はありませんが、ノーティードッグはこのパッチを「プレイステーション5における作業の第一歩」としています。このことから、The Last of Us Part IIでは今後、プレイステーション5でのさらなる機能強化が期待できると考えられます。
パッチ1.08の具体的な内容としては、フレームレートを30fpsまたは60fpsのいずれかに設定できるようになります。60fpsに設定すると、解像度が下がる可能性がありますが、ノーティードッグは現時点では詳細を明かしていません。
同社によると、これはThe Last of Us Part IIが後方互換性を通じて提供している他の機能、具体的には「解像度の向上」と「ロード時間の短縮」を補完するものであるといいます。段階的なアップグレードであり、後々にはより大型、かつ実質的なアップデートが行われるでしょう。
ノーティードッグは次のように述べています。
「(The Last of Us Part IIの)昨年の発売以来、プレイステーション5のハードウェアとその可能性について深く掘り下げてきました。今回のパッチは、PS5における作業の第一歩に過ぎません。また、新しい情報が入りましたら、お知らせいたします」
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