初期のスマートウォッチの特徴の一つは、スマートフォンを手首から操作できることでした。しかし、年月が経つにつれ、スマートウォッチはフィットネスや健康面を重視されるようになり、初期の機能は二の次になってきました。実際、スマートウォッチでスマートフォンの操作が可能なことを活用したアプリは、メディア再生や通話を除くと数は少ないです。今回は、二の次になってしまったかもしれない写真や動画をリモートで撮影する機能を活かすアクセサリを紹介します。
Apple WatchがiPhoneの背面にくっついているような形に
スマートウォッチのようなウェアラブルをシャッターボタンに変えるアプリもあります。時には、カメラアプリの画面に通常表示されているものをスマートウォッチでも表示して、小さなファインダーとして機能させることもできます。これは携帯電話のメインの背面カメラを使ってセルフィーを撮る方法としてよく紹介されますが、カメラアクセサリーメーカーのUlanziは、このコンセプトをvloggerやライブストリーマーのための便利なツールに変えようとしています。
Ulanzi ST-09 Phone Tripod Mountは、Apple Watch用の三脚マウントを備えたiPhone用のクランプです。これは、マウントをiPhoneの背面に取り付けてからApple Watchを取り付けると、スマートウォッチがiPhoneの背面にくっついているように見えるというものです。そこに付属のApple Watchアプリを使うと小さなファインダーになります。背面カメラを使って撮影した写真を見たり、フレーミングしたりするのが簡単になります。
背面カメラを使いつつ簡単に写真や動画を確認できる
高品質の自撮り写真を撮るだけなら、ここまでする必要はないように感じるかもしれませんが、vloggerやストリーマーはこの違いを求めるかもしれません。iPhoneの内側にあるカメラは決して最高というわけではないので、妥協して使っているビデオクリエイターもいるでしょう。このような商品を使えば、Apple Watchの画面が小さいことが次の妥協点になるかもしれませんが、アクションカメラを使う人には馴染みのある小ささでしょう。
すでにApple Watchを所有していると仮定すると、Ulanzi ST-09 Phone Tripod Mountの割引後の19.95ドル(約2,100円 2020年11月27日現在)は魅力的かもしれません。コールドシューマウントがついていて、まるでプロ向けにデザインされているかのように、他の動画製作用アクセサリーを取り付けることもできます。iPhoneの最大幅にも対応できる大きさですが、アクセサリーはApple Watch Series 5以降のみと互換性があるようです。
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