電動化×軽量化 次世代のV6ハイブリッド、マクラーレン「アルトゥーラ」

マクラーレンは、次世代のハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)スーパーカーの車名が「アルトゥーラ(Artura)」となることを明らかにしました。全く新しいプラットフォームを採用するとともに、V6ベースのハイブリッド・パワートレインを搭載しています。

マクラーレン「アルトゥーラ」

マクラーレン・オートモーティブの最高経営責任者(CEO)であるマイク・フルウィットは次のように述べています。

「アルトゥーラのすべての要素は、プラットフォームのアーキテクチャーやハイブリッド・パワートレイン、エクステリアボディ、インテリア、最先端のドライバーインターフェースに至るまで、まったく新しいものですが、超軽量レースカーやロードカーの技術を開拓してきた数十年のマクラーレンの経験を生かし、電動化に関する専門知識のすべてをスーパーカークラスに注ぎ込んでいます」

マクラーレンは2012年、ポルシェ「918スパイダー」やフェラーリ「ラ・フェラーリ」に対抗すべく、堂々たるハイブリッドスーパーカー「P1」ををいち早く発表しました。同社によると、新型アルトゥーラは、ブランド初のハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)シリーズの量産スーパーカーであり、電動化に関する専門知識の上に構築されているといいます。

マクラーレン「アルトゥーラ」

新開発の電動プラットフォームとカーボンチューブからなるマクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)を採用するアルトゥーラは、複雑なバッテリーシステムや電動モーターを抱えながらも、徹底した軽量化が施されています。

また、V8ツインターボエンジンを搭載したP1とは異なり、コンパクトなV6ツインターボを活用。電気モーターや超軽量構造と相まって、ダウンサイズしているにもかかわらず、P1に匹敵する加速力を発揮することが期待されます。P1は903馬力を発揮し、0-97km/h加速が2.8秒となっています。

電気のみの航続距離は明らかにされていませんが、比較のために、P1は4.7kWhのバッテリーを搭載しており、29kmの電気走行が可能です。また、アルトゥーラはマクラーレンのヒエラルキーにおいて、「GT」と「720S」の中間に位置することになります。

マクラーレン「アルトゥーラ」のティザー画像

アルトゥーラのスタイリングの詳細は未公開で、確認できるのはカモフラージュされたテスト車両やティザー画像のみです。マクラーレンは、2025年までにすべてのモデルを電動化する計画を示しています。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴はマツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』(今ここ)/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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