オープンソースのベクターイメージ編集ソフトウェアとして人気の高い「Krita」がついにChrome OSとAndroidの両方で利用できるようになりました。タッチスクリーンにカスタマイズはされていませんが、Androidユーザーはタブレット上でスケッチができるようになりました。
ベクターイメージ編集ソフトウェアと言えば、Adobe Illustratorが有名ですが、他にも数多く存在しています。Kritaは完全無料で、複雑な作品も描くことができるハイエンドな体験を提供しているという点でユニークな存在です。完全無料ながら、高機能なベクターイメージ編集ソフトウェアは、ツールにお金をかけられないアーティストにとって魅力的なオプションになります。
これまでは、デスクトップ版のみの提供でしたが、この度Google PlayストアにてChrome OSとAndroid対応のベータ版がアーリーアクセスリリースされ、ソフトウェアをテストしたいAndroidとChrome OSユーザーがKritaを利用できるようになりました。
Kiritaの公式ウェブサイトの投稿によると、Kritaチームはこのベータ版ではタッチスクリーン用にカスタマイズされたインターフェイスは提供されないと説明しています。また、スマートフォンの様な小さなデバイスでの利用を想定していないという理由から、Androidスマートフォンでは動作しません。Chrome OSとAndroidに対応のKritaベータ版は、Google Playストアの「Krita Early Access」ページより入手可能です。
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