先週、Instagramは、インスタライブを含む動画における音楽の使用に関するガイドラインの改訂版を公開しました。同社は、何が許容され、何が制限されるべきなのかをユーザーが理解できるよう明確に表記しています。また同社は、ユーザーが知らず知らずのうちにアーティストの権利を侵害してしまうような際に注意を促すアラートを新たに導入しました。
動画がミュートや削除される前に警告を表示
著作権で保護された音楽を使用すると、動画がミュートされたり削除されたりすることがあります。これは、たとえばバックグラウンドでラジオが再生されているなど、意図せずとも発生してしまう可能性があります。Instagramは、動画がミュートされたり削除されたりする前に、ユーザーがこの問題を簡単に対処できるようにしています。
同社によると、ビデオやライブ配信がInstagramの音楽ガイドラインに違反していることをシステムが検知すると、ユーザーに警告するようアプリ内通知を改善したそうです。これらのアラートは、問題を明確に示し、配信の早い段階で表示されます。
Facebookサウンドコレクションの使用もおすすめ
Instagramが動画をブロックしたり、音声をミュートしたりするまでに至った場合、同社は「ブロックやミュートを停止するためにどのようなアクションを取るべきかを明確にする」と述べています。動画に収録されている曲の数が多いほど、制限される可能性が高くなるため、長いクリップではなく短いクリップを使用することをすすめるなど、ビデオやライブ配信で音楽を使用するための一般的なルールについて説明しています。
同様に、Instagramは、ユーザーの動画は録音された音声だけではなく、常に「視覚的な要素」が必要であることを今一度説明しています。動画内で制限なしで音楽を使いたいユーザーは、Facebookサウンドコレクションから無料のオーディオを入手できることについても記載がありました。
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