光チップを使って世界最速のインターネット速度を達成

ここ数ヶ月、ユーザー数と利用者数が急増したことを受けて、インターネット業界は嘆いています。コロナ騒動を取り巻く世界的な状況は、この騒動が実際に「新しい常識」となった場合、我々の通信技術がそのようなシナリオをサポートするためにいかに準備不足であるかを証明しました。SpaceXやAmazonといったさまざまな企業が、われわれのインターネット通信機能を強化するためのスターに目を向けているが、オーストラリアの複数の大学の研究者からなるチームが、既存の光ファイバーネットワークと新しい光チップを使って、なんと44 Tbpsと言う驚異的なデータ速度を達成することに成功しました。

その速度。44テラbps?

ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)、モナッシュ、スウィンバーンの3大学の研究者たちは、44Tbpsという速度は1秒以内に1,000本のHD動画をダウンロードするのに十分な速度だと説明しています。メディアやゲームストリーミングサービスのメリットはあまりにも明白だが、ここでの本当の成果は、既存の光ファイバー回線で実現したことです。

しかし、本当のヒーローは、その高速データ転送のための単一の光源であった新しい光学チップです。指の爪ほどの大きさのフォトニックチップを研究者の光学マイクロコームデバイスに入れ、赤外線の虹を作り出しました。従来の光ファイバーで使用される通常の光パルスとは異なり、これによりデータは異なる周波数の光を同時に使用できるようになり、1本のファイバーの帯域幅が効果的に増加することが出来ました。

このチップが大量生産できればインターネットの新たなるイノベーションが起こる

この成果自体はすでに記録破りのものですが、この新技術の持つ意味は、現在の状況に照らしてさらに重要です。インターネット・アクセスや高速インターネット・アクセスの必要性は、ここ数カ月で飛躍的に高まっていますが、新しいネットワーク技術や素材の革新速度はそれほど速くありません。この光チップ源が既存の光ファイバーネットワークと共に使用できるという事実はインターネットインフラをオーバーホールすることなく、インターネット帯域幅を拡大するのに役立でしょう。

もちろん、それはこれらのチップを大量生産できるかどうかにかかっています。研究者らは、データを大量に消費するデータセンターの排他的な領域だけでなく、一般の人々にも展開できるほどコストが低いと考えているそうです。

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