米グーグルは、スマートスピーカーやスマートディスプレイの設置環境に合わせ、音声入力の感度を調整できるようにする、「Googleアシスタント」の新機能を発表しました。
音声認識の向上、誤作動減らす
ユーザーは、ウェイクワードの「Hey Google」に対するGoogleアシスタントの感度を変更できるようになります。騒がしい部屋でのあなたの声を認識しやすくしたり、ウェイクワードを言っていないにもかかわらず勝手に起動してしまう誤作動の回数を減らしたりすることができます。
Googleアシスタントはもちろん、スマホやタブレットだけでなく、スマートスピーカーやスマートディスプレイからもアクセスできます。後者の製品は、家庭内の交通量の多いエリア、つまりキッチンやリビングルームといった家族全員が多く使用する場所に置かれることが多いです。これらのデバイスの便利さは明らかですが、騒がしい部屋にいると起動しにくいかもしれません。
近い将来、Googleアシスタントのユーザーには、新機能の登場を知らせる新しいプロンプトが表示され、アシスタントのウェイクワードの感度を調整する方法が案内されます。
グーグルによると、この機能は今後数週間のうちに利用できるようになる予定で、感度の設定はGoogle Homeアプリの設定メニューにあるといいます。各デバイスを調整すれば、例えば、うるさいキッチンのスピーカーはより感度を高め、静かなベッドルームのスピーカーは感度を低くする、といった具合に調整することができます。
この機能は、最初は英語のサポートで開始されますが、将来的には他の言語もサポートする予定です。
また、この新機能は、Googleアシスタントの既存の「ボイスマッチ機能」に加わるもので、複数の人がいる家庭でアシスタントが各個人の声を認識して、よりパーソナライズされた情報を提供できるようになります。
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