開発者向けのコミュニティサイトXDA Developersによると、Android端末で利用できるAirDropのようなファイル共有機能が「Nearby Sharing」という名称でまもなく発表されるようです。この機能は昨年まではFast Shareという名前で呼ばれていました。
Androidにはこれまで様々なファイル共有機能がありましたがどれも定着することはありませんでした。直近だとNFC技術(近距離無線通信)を活用したAndroid Beamがありましたが、大容量ファイルに未対応でデバイスを接触させる必要があったので、昨年サービスを終了しました。
まもなく発表されると言われているNearby Sharingですが、Fast ShareやAirDropとほとんど同じ仕組みのようです。Bluetoothを介して接続を開始し、Wi-Fi Directに切り替えてファイルを転送する仕組みになります。
Android 11と共に登場
Nearby Sharing はAndroid 11に組み込まれると言われているので、他のアプリケーションをインストールする必要がありません。そのため、Androidをアップデートするとすぐに数億台の端末とファイル交換が可能になります。また、これは有害なアプリケーションからユーザーを守る意味合いもあるようです。
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