Appleは新型コロナウイルスで引き起こされる「COVID-19」の情報を提供するアプリを制限することを発表しました。政府機関や医療機関、健康問題に対する資格を持つ企業のみ許可されます。また、ウイルスをテーマに扱ったゲームや娯楽アプリは禁止されるようです。
「公認された団体」のみ新型コロナウイルスのアプリの提供が可能
拡大を続ける新型コロナウイルスに対して各大手IT企業はさまざまな対策を行っています。AppleはApp Storeに制限をかけることで、新型コロナウイルスで引き起こされる「COVID-19」の“正しい情報”をユーザーに対して提供できるように取り組んでいます。
提供できる団体は、政府機関や医療機関、健康問題に対する資格を持つ企業など「公認された団体」です。また、これらの団体に所属している開発者が迅速にアプリをApp Storeに提供できるように、「Time-Sensitive Event」オプションを選択することを勧めています。さらに、これらの団体はApp Storeの年会費の一部を免除することもできるようです。
なお、新型コロナウイルスをテーマにしたゲームや娯楽のアプリは一律で禁止するようです。
Appleは中国以外のApple Storeを全店休業
Appleはアプリのストアを制限するだけではなく直営店も制限し、中国以外のApple Storeは3/27まで休業することが発表されています。現実の小売店だけでなくオンライン上のストアも制限される中、経済へのダメージがどれくらいになるのか気になるところです。
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