Olympus E-M1 Mark III、PEN E-PL10:スマホカメラからの卒業を促す一台

近年のスマホカメラの進化には目を見張るものがありますが、それでもコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)や一眼レフカメラと比べると見劣りします。

もちろん、スマホにそこまで求めるのは酷ですが、もしスマホのカメラに満足できなくなってきているのであれば、そろそろカメラを買うタイミングなのかもしれません。たとえば、Olympus(オリンパス)が発表したE-M1 Mark IIIとPEN E-PL10は、スマホカメラの卒業にちょうど良さそうです。

PEN E-PL10は小型で扱いやすいカメラ

PEN E-PL10は、2019年末から販売が開始されたミラーレス一眼レフカメラです。Olympusは、SonyやCanon、Nikonといったカメラの大手メーカーと比べると知名度は落ちますが、PENシリーズに関しては写真を始めたばかりの女性から高い人気を誇ります。

その理由は、操作性の高さ。コンデジや一眼レフカメラは綺麗な写真が撮れる反面、数多くのボタンや設定の難しさがネックになっています。それを極力シンプルにすることで、扱いやすさを向上させているのがPENシリーズ。使うとわかりますが、スマートフォンに慣れてしまった私たちでも簡単に操作できます。

さらに女性に人気のある理由として、以下のような特徴があります。

  • 多くのカラーオプションとフィルター設定
  • セルフィーのための使いやすいフリップダウンタッチスクリーン
  • コンパクトな交換レンズカメラ

こうした「エモい」写真を撮るための仕組みは、さすがPENシリーズといったところ。さらに、カメラのハード面でも、16メガピクセルのMOSセンサー、TruePic VIIIイメージプロセッサー、3軸のインボディスタビライズ機能を搭載し、どのような環境でも綺麗な写真を手軽に撮れることを可能にしています。

セミプロ思考の人にはE-M1 Mark III

PENシリーズが初心者向けのカメラだとすれば、E-M1 MarkIIIは本格的に写真を始めたい人向けのミラーレス一眼レフカメラです。ミラーレスらしく、超軽量で超小型。持ち運びやすさでいえば、通常の一眼レフカメラとは比べ物になりません。それでいて、「世界最高7.5段の手ぶれ補正」や「5000万画素手持ちハイレゾショット」を搭載しています。つまりは、Olympusらしい持ち運びやすさは失わずに、多彩な撮影機能や高解像度を実現しているということです。

レンズに関しては、M.Zuikoシリーズのレンズを多数揃えています。中でも新しいM.Zuiko Digital ED12-45mm F 4.0 PROは、24mm広角レンズと90mm(等価35mm)望遠レンズを搭載した頑丈なレンズで、同社が最もコンパクトな中距離ズームレンズであると発表しています。

こちらのE-M1 MarkIIIは2020年2月28日から発売開始。価格はオープン価格とのことです。

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