英Uber 電車、バス、レンタカー予約サービスを追加

日本ではフードデリバリーサービスの代表格的存在のUber(ウーバー)ですが、本拠地米国やその他のサービス展開国では配車サービスの草分け的存在として、その揺るぎない地位を確立しています。そんなUberが、現在の配車サービスの枠を超えたサービスの拡張を計画している様です。Uberは、飛行機、電車、レンタカーなどの予約をできるサービスを同アプリに追加する予定であることを発表しました。

この動きは、旅行に関するあらゆることを解決するアプリになりたいというUberの願いを浮き彫りにしています。英国Uberの地域統括マネージャーであるJamie Heywood(ジェイミー・ヘイウッド)氏は、Uberを 「One-Stop-Shop for all your travel needs (旅行に必要なモノのワンストップショップ)」と表現し、今回の計画は、Uberにとって自然な進展と拡大であるとも言及しています。

米国を中心に、従来のタクシーサービスを利用する代わりにUberに乗り換える人が増加する中、同社はUber Eatsというフードデリバリーのサービスでも成功を収めています。Uberがサービスを展開する一部の国と地域では、車以外にも、バイクやボートサービス、スクーターなども予約できるようになっています。今回、Uberのアプリに新機能が追加される予定ですが、これはすべてのユーザーが利用できるわけではありません。新しいUberの旅行機能は、当面は英国でのみリリースされる予定です。また、米国Uberは、最近、アプリ上でニューヨークのイエロータクシーを予約する機能を発表しました。

早ければ今年の夏から、英国のUberユーザーは電車、バス、レンタカーをUberアプリから予約できるようになります。また、Uberは、今年中に飛行機のチケットを購入する機能を追加する予定ですが、この機能の展開にはもっと時間がかかるかもしれないと示唆ています。飛行機チケットの予約サービスは、Uberが旅行会社や予約会社と提携を結ぶことで可能になるとみられています。

Uberにとって新たな利益を生み出す手段となり、旅行会社や予約会社にとっても、ユーザー数の多いUberとの提携は、。このことは、はっきりとは言われていないが、Uberが予約の手数料を取り、アプリとチケットを直接販売するパートナーの両方の売上を促進する可能性が高いことは理解できる。同社はまだ提携先のリストを公開していませんが、Uberはこれらを 「今後数ヶ月のうちに 」発表することを約束しています。提携企業の中には、鉄道やバス会社も含まれ、さらに、 Uberは、海峡横断列車の販売も提供する予定です。

同社は、詳細は明かしていませんが、旅行以外に関わるサービスも取り入れる予定であると述べています。今後も、Uberはサービス拡張のために大きな計画を持っている様です。

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