2/11、Samsungは同社が開催したイベントでGalaxyシリーズのフラッグシップモデル「Galaxy S20シリーズ」を発表しました。登場モデルは3種類で「Galaxy S20」「Galaxy S20+」「Galaxy S20 Ultra」。高性能カメラを備え、すべてのモデルが5G通信をサポートしていることが特徴的で、予約は2/21から、発売日は3/6です。
高性能カメラを搭載したGalaxy S20シリーズ
今回発表されたGalaxy S20シリーズの最も特徴的な部分は、リーク情報でも挙げられていた3種類のメインカメラです。
スタンダードモデルであるS20は1,200万画素の広角カメラと6,400万画素の望遠カメラ、1,200万画素の120度超広角カメラを搭載しています。ミッドレンジモデルであるS20+は、6,400万画素の広角カメラと6,400万画素の望遠カメラ、1,200万画素の120度超広角カメラを備えているようです。
ハイエンドモデルであるS20 Ultraは、メインに1億800万画素カメラを搭載しています。ほかにも、4,800万画素の望遠カメラとほかのモデルと同じく1,200万画素の120度超広角カメラを備えています。
それぞれのカメラに搭載されている望遠カメラには「スペースズーム」と呼ばれているシステムが採用されており、S20とS20+は3倍から30倍のロスレスズームができるようです。また、S20 Ultraは最大100倍のロスレスズームに対応しており、ほかメーカーのフラッグシップモデルと比べて、かなり強力になっています。
さらに、S20+とS20 UltraはToFセンサーを搭載しているので、手ブレ対策もしっかりとしています。
S20 シリーズはすべてのモデルが5G通信をサポート
Galaxy S20シリーズはすべてのモデルが5G通信に対応していることも特徴的です。ただし、スタンダードモデルのS20はSub-6のみサポートでミリ波には対応していないので注意が必要です。そのためS20を予約する際は、通信契約に気をつけなければなりません。
今回紹介しなかった、S20シリーズの各モデルのスペックを一覧にしておきます。
Galaxy S20のスペック
- ディスプレイ:6.2インチAMOLEDディスプレイ(120Hz)
- プロセッサー:Snapdragon 865/Exynos 990
- RAM:8GB/12GB
- ストレージ:128GB(microSD対応)
- バッテリー:4,000mAh
- カラー:コズミックグレー/クラウドブルー/クラウドピンク
Galaxy S20+のスペック
- ディスプレイ:6.7インチAMOLEDディスプレイ(120Hz)
- プロセッサー:Snapdragon 865/Exynos 990
- RAM:8GB/12GB
- ストレージ:128GB/256GB/512GB(microSD対応)
- バッテリー:4,500mAh
- カラー:コズミックグレー/クラウドブルー/コズミックブラック
Galaxy S20 Ultraのスペック
- ディスプレイ:6.9インチInfinity-Oディスプレイ(120Hz)
- プロセッサー:Snapdragon 865/Exynos 990
- RAM:12GB/16GB
- ストレージ:128GB/256GB/512GB(microSD対応)
- バッテリー:5,000mAh
- カラー:コズミックグレー/コズミックブラック
Galaxyの新モデルは11万円から
今回発表されたGalaxyの新モデルの価格は、S20は999ドル(約11万円)から、S20+は1,199ドル(約13万2,00円)から、S20 Ultraは1,399ドル(約15万4,000円)からとなっています。ほかメーカーのフラッグシップモデルと比べるとかなり高価になっています。
予約は2/21から開始される予定で、発売日は3/6になっています。高性能カメラを搭載し、将来を見据えた5G通信をサポートしているGalaxy S20シリーズ。2020年の対抗馬とされているiPhone 12は、9月の発売が期待されています。
iPhoneより優れているかはまだわかりませんが、新型Galaxyは少なくとも最先端を味わいたいユーザーにとって、喉から手が出るほど欲しいモデルであることは間違いありません。
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