2/6にGoogle Mapは15周年を迎え、その日を記念した大型アップデートがリリースされました。今回のアップデートではタブ機能の追加やアイコンの変更、公共交通機関の情報の拡充が行われています。なお、執筆時点の日本語版アプリはアイコンの変更のみ行われています。
利用シーンに応じた5つのタブ機能を追加
Google Mapでは3つのタブ機能が利用できますが、今回のアップデートで5つのタブを利用することができるようになります。下に今回のアップデートから利用できるタブを紹介します。
「スポット」タブ
「スポット」タブでは従来のGoogle Mapと同じく、近隣の興味のある場所を見つけることができます。現在ではレストランや観光スポット、ランドマークなどを含めて約2億のスポット情報が登録されているようです。
「通勤」タブ
「通勤」タブはこれから向かう場所へのベストなルートを示してくれます。毎日の通勤ルートを設定しておくと、リアルタイムの交通情報などを考慮したルートを提案してくれます。
「保存済み」タブ
「保存済み」タブでは自身が保存したお店などのリストを表示することが可能です。さらにそのリストを基にしたおすすめスポットの表示をすることが可能です。
「共有」タブ
「共有」タブはユーザーが道路状況やレビュー、写真などを投稿してGoogle Mapを最新の状態に保つためのタブです。
「アップデート」タブ
「アップデート」タブでは、地元の旅行ガイドや情報誌からのおすすめスポットを表示することができます。さらに、おすすめスポットとして表示されているレストランやお店と直接チャットができるようです。
アプリケーションアイコンの変更
新しいタブ機能に加えて、今回のアップデートではアプリケーションアイコンの変更が行われています。Googleによると、ピンを模したアイコンはユーザーが目的地にたどり着くことで新しい体験ができるというコンセプトを表しているようです。
また、Googleは公式YouTubeチャンネルに、Google Mapのアイコンの歴史をテーマにした動画をアップロードしています。
さらに公共交通機関の情報のアップデートも
今回のアップデートではタブやアイコンの変更だけでなく、電車の車内温度や女性専用車両の有無、バリアフリーに対応しているかなどを表示する機能も追加されています。これらの情報は過去電車に乗ったことがあるユーザーの投稿した情報に基づくようです。
なお、執筆時点での日本語版アプリはアイコンが変更されたことは確認できましたが、タブは3つのままでした。ローカライズに時間がかかっていると予想できますが、近いうちにアップデートが来るのでしょうか。
Google Mapの15周年とそれに伴う大型アップデートは、ユーザーにとって嬉しいことであることは間違いありません。しかし、多機能化に次ぐ多機能化で少しゴチャっとしてきたことも否めないような気がします。
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