韓国LGがスマートフォン事業から完全撤退

2021年4月5日午前、LGは全世界の携帯電話事業を終了すると発表しました。同社は、既存の製品に対するサポートを継続すると説明していますが、今後はEV用コンポーネント、スマート家電、B2Bソリューションなど、より収益性の高い成長分野に注力するとしています。

様々な取り組みがあるもののスマホ事業で苦戦

LGはSamsungほどの評価を勝ち得ることはできませんでしたが、世界のスマートフォン業界においては重要な存在となっていました。一時期はGoogleとタッグを組み、3台のNexus Phoneを提供していました。Android OEMにとっては稀有な取り組みです。LGはまた、GoogleのPixelスマホを開発したメーカーの1つでした。同じく苦境に立たされているスマホメーカーのHTCとも、同様の役割を担っていました。

残念ながらLGのモバイル事業は何年も苦戦していました。一時的な期間を除いて完全に復調せずに今日を迎えたのです。LGの取締役会はついに、振るわないスマートフォン事業を完全に閉鎖する決定を承認しました。すでに噂されているように、「LG Rainbow」も、世界初の商用ローラブル携帯電話「LG Rollable」も、日の目を見ない可能性がありますり

LGのスマホ事業は2021年7月末に終了

LGの携帯電話事業は、2021年7月31日までに完全に終了する予定です。ただし、既存のモデルの一部は引き続き販売される予定です。同社は、既存の製品に対するサポートやソフトウェアのアップデートは継続すると約束していますが、厳密には市場によって対応が異なると見込まれます。携帯電話事業を運営していた頃のLGの取り組みを考慮すると、この方針を守れるかどうか疑問視する声も存在します。

激しい競争を展開するスマートフォン業界でしたが、そのレースからまた1社が降りることになりました。LGは市場の黎明期から端末を提供し続けて、Googleとのアライアンスで実績を作り上げてきました。しかしながら激しい変化と新たなプレーヤーの台頭が同社を苦しめてきました。端末の販売を終了した後、残るのはLGのブランドです。現在のNokiaはBlackBerryのように、LGのブランド利用権を他社に渡すのも、今後の展望の1つでしょう。ただし、Nokiaのように、ブランドが他メーカーの中で生き続けられるかどうかは、現段階では不透明です。

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