トヨタは、SEMAショーでコンセプトトレーラー『TRD-スポーツ・トレーラー』を発表しました。トヨタ『タコマ』の荷台を利用したトレーラーで、簡単かつ迅速にセットできるベースキャンプとなっています。
SEMAは米ラスベガスで開催されるチューニングカー・カスタムカーの祭典で、今年はオンラインで配信されています。
トヨタによると、オーバーランディングは何年も前から人気を集めていたものの、今年のパンデミックが人気を押し上げたといいます。今回発表されたトレーラーは、トヨタのピックアップトラックとSUV向けに特別に作られました。
トレーラーにはシザーリフトが取り付けられ、自立できるようになっています。上部には、日よけと釣り竿のホルダーを備えたヤキマ製の4人用テントも設置。カスタムトイレとゴミ箱、冷蔵庫、給湯器、シャワーカーテン、発電機も装備されており、バッテリーから電力を得ています。
16ガロンの真水を運ぶことができ、調理用のスライド式シンクとコンロも備えています。また、トヨタはアウトドア用品のメーカーと協力して、釣り竿、ネット、ウェーダー、ウェーディングシューズ、調理器具、マグカップなどを用意。キャンプ場を照らすためのLEDライトも取り付けられています。
TRDプロホイールを採用し、グラバーX3 285/70/17タイヤを装着。本体はトヨタ純正のセメントグレーに塗装され、オリジナルのグラフィックが施されています。現時点では、トヨタはこのトレーラーを製造して販売する予定はないようです。
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