Googleはダークモードのトレンドに乗り遅れています。これはAndroidだけでなく、モバイルアプリやウェブアプリにも当てはまります。場当たり的な実装でユーザーエクスペリエンスを壊すことに慎重になっているのかもしれませんが、新機能をアプリ全体に少しずつ展開していくだけなのは、あまり良いこととはいえないかもしれません。皮肉なことに、最後にダークモードを実装したのは、同社の中核をなすGoogleのモバイルアプリでした。
対応済みで、今週中には完全に展開予定
Google検索アプリとも呼ばれるこのGoogleアプリには、他の専用アプリではうまく扱えないようなGoogle関連の機能が数多く含まれています。GoogleアシスタントとGoogleアカウントの設定もここで行います。一方で、アプリの主な機能は「検索」であり、ほとんどのユーザーはモバイルのウェブブラウザから検索を実行しています。
検索実行はウェブブラウザから行うユーザーが多いため、Googleは急いでモバイルアプリをダークモードに対応しなかったのかもしれません。2020年5月20日より対応され、今週中に完全に展開される予定ですので、ダークモードでGoogleアプリを使い、バッテリー節約と視力を維持するメリットを楽しむことができます。
ソフトウェアの種類によって設定方法は異なる
Googleアプリは、Android 10またはiOS 13で実行されている場合、スマートフォン全体のシステム設定に従います。iOS 12以前の場合は、Googleアプリの設定に移動して、そこからオプションを切り替えることで、個別に設定することもできます。これが、iOS 12以前のものでGoogleアプリをダークモードまたはライトモードに設定する唯一の方法とGoogleは述べています。
もちろん、ダークモードの利点は、ディスプレイのタイプによって異なります。また、視力の維持などの主張に異議を唱える人もいます。とはいえ、Googleアプリでどちらのモードを使用するか簡単に選べるようになりました。
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