ボルボの次世代フラッグシップ「XC100」リーク情報:4人乗りSUV

ボルボは現在、アウディ「Q8」やBMW「X6」のようなプレステージのライバルに対抗して、クーペのスタイリングと電動ドライブトレインを備えた高級フラッグシップSUVを開発していると報じられています。この新しいSUVは2023年に「XC100」として発売される予定で、既存の3列シートSUV「XC90」より上に位置し、電動化に力を入れているとされています。

SUVの需要の高まりは、高級車ブランドですら伝統的なセダンから離れ、代わりにハイスペックSUVを続々とラインナップさせるという大きな変化を業界にもたらしました。オフロード走行能力よりもスタイル、パフォーマンス、室内の快適性を重視したこの新種の高級SUVは、ロールス・ロイス「カリナン」、ベントレー「ベンテイガ」、ランボルギーニ「ウルス」といった過剰なものへと発展していきました。

ボルボのXC100は、これら3モデルと同じような希少性の高いカテゴリーには入らないでしょう。最新の噂によると、XC100は別のアプローチで存在を際立たせようとしています。

Motor Trendによると、2023年登場(2024年モデル)予定のXC100は、次期XC90と同じ SPA-IIプラットフォームを採用しているとのこと。なお、ボルボの稼ぎ頭であり、わずか数年前に会社の再建に貢献したXC90は、来年には大幅なデザイン変更を受けて、第3世代が登場すると予想されています。ガソリン仕様、ハイブリッド仕様、EV仕様の3つの設定があり、後者はボルボの新ブランド「リチャージ(Recharge)」の下でデビューするでしょう。

「XC40 リチャージ」

しかし、XC100はEV仕様のみ設定されることが示唆されています。現在のところ、ボルボはフロントとリアにそれぞれ別の電気モーターを搭載した全輪駆動にすることを計画しているようです。バッテリーは、キャビン下の車軸間に吊り下げられ、重心を低く保つことに貢献します。

スタイリングはXC90よりもドラマチックで洗練されており、それでいながら実用性を犠牲にすることもありません。次期XC90が3列シートで乗車定員を確保すると予想されているのに対し、XC100では4シーターを採用。これにより、ルーフラインをすっきりと収めることができ、BMW・X6やアウディ・Q8で成功を収め、最近人気を博している「クーペSUV」のボディスタイルを実現しています。

サスペンションやドライビングシステムは、快適性に焦点を当て、半自動運転機能を搭載する予定です。これには、先日ボルボが発表した高速道路運転支援システム「ボルボ・ハイウェイ・アシスト」が応用される可能性が高く、実現すれば一部の高速道路で半自動運転が可能になります。新しいLIDARシステムも使用されるはずです。

XC100の性能、航続距離、正確な仕様については、正式デビューまで待たなければなりません。新型XC90は来年、ボルボの新デザイン言語とともに登場する予定ですが、XC100が販売店に並ぶのは2023年になると予想されています。リーク情報によると、価格は約8万5000ドル(908万円)からとなっています。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

コメント