バイヤーズガイド 車内サンシェード ベスト5

暑くなってくると、車内は一挙に温度が上がる。車を停めたら必ず使いたいサンシェード。ハンドルやシートベルトなど、手に触れるのが辛いほど熱くなるので、室温上昇を抑えるためにも、ダッシュボードなど内装の劣化を防ぎ、車内に残さなくてはならない持ち物の保護のためにも、サンシェードは今のうちに用意しておきたい。

ポリエステル素材で柔らかく、広げて使い、捻って小さくして収納できるタイプと、蛇腹式のシートタイプがある。どちらにしても、選択のポイントは縦横のサイズだ。まず、使いたい車のフロントグラスのサイズを測ってから、商品を検討しよう。編集部が調査した中で、ベスト5をおすすめしよう。

1位 Kinder Fluff サンシェード フロント用

価格: 1,270円

スタンダード・タイプ(1枚入りセット)150 x 72cm (L, XLもある)

概要

高密度210T 高品質銀メッキポリエステル・サンシェード、幅広、紫外線・日差しカット強化、遮熱対策、軽量、折りたたみ、サンバイザーで抑えるタイプ。 収納ポーチ。

特徴

1)99%以上のUVをカット、99%の日差しを反射し、炎天下でも室内の温度上昇を抑える。収納ポーチ。シルバーコーティング。

2) コネクタ/クリップでの取り付けが簡単。

3) 横幅が広めで、中央に寄せることで、車のサイズに合わせられる。3サイズが適応する車のリストあり。

レビュー

目が細かく高密度なポリエステルを使用していて、表面波UVを反射し、裏面(黒)は日差しを防ぎ、車内の温度を抑える。品質の良いクランプコネクタを使用しているので耐久性があり、ねじって折りたたむと簡単に小さくなり、ポーチに収納できて便利。柔らかい素材なので、ドライブレコーダーやアイサイトなども邪魔にならないが、スタンダードタイプは丈が少し短め。

2位 DAD ギャルソン サンシェード  フロント用

価格: S  130 cm x 60 cm   2,090円

    M 130 cm x 72.5 cm   2,090円

            L     146 cm x 80 cm    2,090円

概要

エアー発泡ミラーコートシート、紫外線・日差しカット強化、遮熱対策、軽量、蛇腹折りたたみ、吸盤取付タイプ。

特徴

1)反射率の高い白のエアー発泡ミラーコートシートを使用し、日差しをカットし、車内の温度上昇を抑える。

2)DADのロゴを使った、光沢のない仕上がりでファッション性を出している。

3)吸盤での取付、取り外しが簡単。

レビュー

このブランドのデザイン、ロゴが好きな人には、より反射率が高いホワイトの、マットな新デザインは好まれるだろう。3サイズあるので、車によって選べるが、他に比べて小さめ。蛇腹式に折りたたんで収納。どのサイズも同価格。

3位 Zacoco  サンシェード  フロント用

価格: 130 cm x 70 cm 1,499円

概要

1)断熱二重構造のシートで、車のフロントガラスに合わせて裁断して使える。

2)日光の下で、酸化チタンの光触媒効果で、細菌を分解し、抗菌・消臭効果がある。

3)U字型のスリットにバックミラーを通し、サンシェードで抑える。縦に2つ折りにできる。

レビュー

シンプルなシルバー色の蛇腹式の遮光シートで、サイズは小さめ。サイズに合わせて裁断できる。二重構造で断熱効果を上げている。太陽光が当たると酸化チタンの持つ光触媒効果で、悪臭の元となる細菌などを分解する。衛生に気をつけている人に。

4位 ナポレックス PIXARサンシェード

価格: 1,211円 (サイズ 130 cm x 70 cm )

概要

アルミコーティングシート、日差しをカット、遮熱効果、吸盤でつけるタイプ。折りたたみ。ディズニー・キャラクター「カーズ」より。

特徴

1)ディズニー・PIXAR「カーズ」や、ミッキー、ミニー、スターウォーズなどのキャラクターを使ったデザイン。

2)吸盤でつけるタイプで、吸盤を取り外しやすいように工夫してある。

3)ディズニーのキャラクターが好きな人向け。子供がとても喜ぶ。

レビュー

基本的な役割は果たすが、機能よりはキャラクターが好きな人や、子供を喜ばせたい人に人気が高い。デザインはカーズの他、ミッキーやミニー、スターウォーズ、トイストーリーなどの多数のデザインがある。本来の目的ではないが、カーズの目玉は、鳥を近づけない効果があるようだ。

5位 エマーソン スジガネ入りサンシェード

価格: 1,519円 (サイズはMからXLまで)

概要

サンバイザーで抑える極めてシンプルなタイプ。スジガネ入りという名前の通り、2本の金属棒が入っていて歪まない。丈夫で長持ちする。

レビュー

飛び出しにくい筋金が入っていて、歪まない。サンバイザーに挟んで抑えるタイプで着脱が簡単。4サイズあるので、車のフロントグラスのサイズに合わせて選択できる。個性的ではないが、丈夫。

まとめ

ポリエステル製か、蛇腹式のシートタイプが良いかによって、セレクトしよう。フロントグラスのサイズをよく確認してから購入しよう。日光が端から入らないよう、サイズがピッタリ合うように選ぶ。大きすぎた場合は、真ん中で切って幅を調整するなどの工夫をしている人もいる。バックミラー部分の切り込みが無くて邪魔になる場合は、ハサミを入れて。ちなみに、一押しは、99%以上のUV、99%の日差しをカットする1位のKinder Fluff。

Kinder Fluffのサイズ表が参考になるだろう。

ピーター ライオン

1988年より日本を拠点に活動するモーター・ジャーナリスト。英語と日本語で書く氏 は、今まで(米)カー&ドライバー、(米)フォーブス、(日)フォーブス・ジャパン 、(英)オートカーなど数多い国内外の媒体に寄稿してきた。日本COTY選考委員。ワー ルド・カー・アワード会長。AJAJ会員。著作「サンキューハザードは世界の’愛’言葉 」(JAF出版、2014年)。2015から3年間、NHK国際放送の自動車番組「SAMURAI WHEELS」の司会を務める。スラッシュギアジャパンでは自動車関連の記事・編集を担当し、動 画コンテンツの制作に参画する

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