ランボルギーニは踊り歌う:新型「ウラカン EVO RWD スパイダー」

ランボルギーニは、V型10気筒のスポーツカー「ウラカン(Huracán)」の新バージョンとして、「ウラカン EVO RWD スパイダー」を発表しました。ランボルギーニ初の拡張現実を使用した発表会で披露された新型ウラカンは、最高出力610馬力/最大トルク560Nmを発揮。新しいデザインとパフォーマンスに注目が集まっています。

心臓部には5.2L V型10気筒エンジンを採用。7速LDFデュアルクラッチトランスミッションと組み合わされており、すべてのパワーは後輪のみに供給されます。

後輪駆動ならではの走りとオープントップの楽しさ、そしてV10サウンドを同時に味わえる贅沢なモデル。

AWD(全輪駆動)の「ウラカン スパイダー」に比べて、今回のRWD(後輪駆動)モデルは直線でのスピードはそれほど速くありません。0~100km/hはAWDの3.1秒に対して3.5秒、0~200km/hは9.3秒ではなく9.6秒、そして最高速度は325km/hから324km/hに落ちていますが、多くの人はこのわずかな差を気にすることはないでしょう。

実際、この新しいウラカン EVOの魅力は、昔ながらのランボルギーニと同じような楽しみ方ができることにあります。当然ながら、コーナリングでの難易度は高くなります。RWD スパイダーは、おそらく熟練したドライバーの方が好みそうですが、ランボルギーニが求めているのは、まさにそのようなユーザーです。

ただ単にルーフを外しただけでなく、フロントスプリッターなど各所のデザインが変更されている。

専用チューニングを施されたP-TCS(パフォーマンス・トラクション・コントロールシステム)を搭載しており、走行安定性を向上させています。P-TCSはステアリングホイールのANIMAボタンを操作することで、システムの介入レベルを制御できます。「ストラーダ」は、日常的な公道走行に適した安定性重視のモード。「スポーツ」モードでは、加速時に後輪がスライドして滑るため、ドリフトができるようになります。しかし、急激なオーバーステアではトルクに制限がかかるため、安定した走りが可能です。

最も過激なのは「コルサ」モードです。これはドライビングダイナミクスとスピードを最大化するモードで、コーナーやサーキット全体を可能な限り速く走ることに重点を置いています。

アルミニウムとカーボンのハイブリッドシャシーを採用。車重1,500kg程度という軽量を実現した。

クロスドリルベンチレーテッド式のスチールブレーキを備え、マグネライドダンパーがオプションで用意されています。19インチホイールにはピレリ P ZEROの専用タイヤを装着し、20インチホイールとカーボンセラミックブレーキはオプション設定です。

もちろん、外観上でも手が加えられています。新デザインのフロントスプリッター、大型のフレーム付きフロントエアインテークの内側に垂直フィンを備えているほか、光沢ブラック仕上げのリアバンパーには特別なディフューザーを装備するなど、他の兄弟車との差別化を図っています。ソフトトップは17秒で開閉でき、時速50km/h以内であれば使用できます。リアガラスは小型ですが、ルーフとは独立して開くことができ、リアから響くV10サウンドを楽しめるようになっています。

ANIMA(アダプティブ・インテリジェント・マネージメント)ボタンを操作することで、ドライブモードを変更できる。

車内のセンターコンソールには8.4インチのタッチスクリーンを備え、レザーや内装パーツのカスタマイズオプションも充実しています。また、車内のエアノイズを低減する2つのウィンドシールドも装備しています。

ランボルギーニの公式サイトで、AR(拡張現実)を使って車を見ることができる。

新型ウラカン EVO RWD スパイダーの受注は始まっており、日本販売価格は2,653万9635円(税別)、今夏よりデリバリーが始まる予定です。運転の楽しさと最高のサウンドトラックを待ち望んでいた人には、この車が最適かもしれません。

林 汰久也

愛知県在住 27歳。ハウスメーカーの営業を経て、IT企業のメディア事業に参画。記事制作ディレクターとして店舗紹介記事などの制作に携わる。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。

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