COVID-19対策支援のため希少なポルシェ911がオークションに:991型最終モデル

ポルシェとRMサザビーズ(オークション会社)が提携し、ドイツで生産された「911(タイプ991)」の最終モデルがオークションに出品されました。この車両は、2019年モデル ポルシェ「911 スピードスター(911 Speedster)」のヘリテージデザインで、収益はすべてユナイテッドウェイの「COVID-19 コミュニティ・レスポンス・リカバリー基金(COVID-19 Community Response and Recovery Fund)」に寄付されます。この車両は、コニャックレザーを内装に施したコンペティティブ・デザイン・パッケージを備えており、走行距離は30マイル(48km)未満です。

このオークションには特典として、シャシーナンバーの一部が表面にエッチングされたポルシェ デザイン スピードスター(Porsche Design Speedster)の腕時計が含まれています。また、開発責任者のフランク・ステファン・ワライザー博士(Dr. Frank-Steffen Walliser)と、GT開発部門トップのアンドレアス・プレウニンガー(Andreas Preuninger)氏によるサイン入りオリジナルデザインスケッチとともに、この車両の製造過程を記録した本が付属します。

特典はそれだけでなく、ドイツのヴァイザッハ工場の見学ツアー(個人)も含まれています。車両の引き渡しは、カリフォルニア州の自動車イベント「ザ・クウェイル:モータースポーツ・ギャザリング(The Quail: A Motorsports Gathering)」で行われる予定です。当初の希望小売価格は311,940ドル(約3,360万円)で、時計は10,000ドル(約1,070万円)でした。

この車のVIN(車両識別何号)は、991世代の911に割り当てられた最後のものであり、1948台しか製造されていないスピードスターの中でも限られた1台です。スピードスターのサスペンションは、「911 GT3」に見られるセットアップをベースにしたもの。ヘリテージデザインパッケージは、ポルシェが駆け抜けてきたモータースポーツの歴史を表現しています。

具体的には、シルバーボディにホワイトのアクセントを入れた「356」レースカーをイメージしてデザインされています。また、雨に降られた場合に備えて、ブラックのファブリックルーフも装備。パワーユニットには、4.0L 6気筒エンジンと6速マニュアルトランスミッションを搭載しています。この車両は、4月15日から22日までの間、リザーブなしでオークション(オンラインのみ)に並びます。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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