米国時間の11月21日、イタリアのタイヤメーカーであるピレリは5Gネットワークを活用したCyber Tireを発表しました。このシステムはタイヤ同士、あるいは基地局と通信し、悪路などの情報を共有できるものです。
Cyber Tireは”スマート”タイヤ
最近の自動車にはカメラをはじめとする様々なセンサーが搭載されており、ドライバーの運転操作を補助しています。また、タイヤは車が道路に接触する唯一の部品で、道路の状態を間近で最も把握しやすい場所です。
Cyber Tireにはセンサーが埋め込まれており、 濡れた路面などの状況を詳しく把握することができ、さらに5Gネットワークでその自動車だけでなく周囲の自動車にもその情報を知らせることができるようになります。将来的には自動運転の分野にも転用され、安全性や快適性などを高めることに役立てられるようです。
まとめ
5Gネットワークの普及で自動車業界は最も恩恵を受けると言われています。その中でピレリが開発しているCyber Tireは、その先陣を切るテクノロジーになるかもしれません。将来、タイヤの素材はゴムだけではなくなるはずです。
コメントを残す