新型Porsche「911 Turbo S」3.8 Lフラット6を搭載し650馬力を発揮!もはや熟成の域

Porscheが新型スポーツカー「911 Turbo S」を発表しました。3.8 Lの水平対向6気筒エンジンを搭載し、これを2つのVTGターボで過給することで最高出力は478kW(650馬力)まで向上。最大トルクは800Nmを発生し、前モデルより70馬力・50Nmのパワーアップとなっています。また、ターボ専用の8速PDKトランスミッションを採用し、0~100km/h加速を2.7秒に縮めました。

最高速度は330km/h。この新しいTurbo Sは全幅が広がり、フロントが45mm、リアが20mmワイドになっています。Porscheによると、エアロも改良が施されており、タイヤのサイズも変更されているとのこと。新しい可変式の大型リアウイングはダウンフォースを強めます。

標準のPorsche Active Suspension Management(PASM)シャシーを10mm低くし、よりスポーティなセッティングにしています。エキゾーストには可変式フラップが付いており、独特のサウンドを奏でます。この911 Turbo Sにはクーペタイプとカブリオレタイプが用意されています。0~200km/hは8.9秒と、これまでのモデルよりも1秒速いのも特徴。出足だけでなく、高速域での伸びも優れています。

前輪に最大500Nmのトルクを伝えることができるPorsche Traction Managementの全輪駆動方式を採用。内装もスポーティな雰囲気にアップデートし、ツートンカラーのインテリアを提案します。そして、18ウェイ調整可能なスポーツシートが装備されています。

PCMのディスプレイは10.9インチで、「Porsche Track Precision」アプリと「Bose Surround Sound」が組み込まれた「Sport Chrono」パッケージを装備しています。ほかには、新しいGTスポーツステアリングホイールも備わります。911 Turbo Sのクーペは216,396ユーロ(約2,589万円)、911 Tuebo S カブリオレは229,962ユーロ(約2,751万円)で販売される予定です。日本国内での販売時期および価格は未確認ですが、完成形といっても過言ではないモデルなので、日本で見られる日が楽しみですね。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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