アウディ 『TT RSヘリテージエディション』米国市場最後のモデルイヤー、限定50台

米国市場におけるアウディTT RSが米国市場で販売されるの2022年モデルイヤーで最後となりますが、その餞としてTT RS Heritage Edition(ヘリテージエディション)が登場します。TT RS ヘリテージエディションは、1980年から1991年まで生産された初代Ur-Quattro(Ur-クワトロ)にインスパイアされた5つのカラーコンビネーションの設定で、合計50台の限定モデルです。

TT RSヘリテージエディションは、アルパインホワイト(オーシャンブルーレザー使用)、ヘリオスブルー(シルバーレザー使用)、ストーングレーメタリック(クリムゾンレッドレザー使用)、ティジアンレッド(ハバナブラウンレザー使用)、マラカイトグリーン(コニャックブラウンレザー使用)の5色展開で、各色10台のみの限定販売。それぞれシートにはコントラストの効いたハニカム柄のステッチが施されています。

エクステリアにはOLEDテールライト、ブラックチップ付きスポーツエグゾースト、足元には専用の20インチホイール、インテリアにはRSのロゴ入りフロアマット、ボディカラーのアクセントを施したアルカンターラ製ステアリングホイールとシフトノブなどを標準装備しています。リアガラスには、quattroロゴ、HERITAGE EDITIONの文字と、アウディこだわりの5気筒エンジンを表現した「1-2-4-5-3」の点火順序が刻まれた専用のエッチングが施されています。

2.5リッター直列5気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力394ps、最大トルク480Nmを発揮します。そのパワーは、7速デュアルクラッチギアボックスを介して四輪に伝達され、0-97km加速は3.6秒。最高速は280km/hでリミッターが作動します。

アウディがこだわり続ける5気筒エンジンは、アウディのブランドイメージの一新に大きく貢献した重要な位置を占めています。初代Ur-クアトロに搭載された5気筒エンジンは、世界中のモータースポーツやラリーで数多くの勝利を収めてきました。今やアウディのみが作り続ける直列5気筒エンジンは、その独特な構成により、深く突き刺さるような意義深いサウンドを奏で、レーサーやエンスージアストの間で高い評価を得ていました。

Ur-クアトロ(画像提供:Audi USA)

TT RSに搭載されている5気筒エンジンとのお別れを嘆いているアウディファンは、パワーとトルクが増した5気筒エンジンがRS3セダンにも搭載されているという事実に胸を撫で下ろすでしょう。また、米国市場以外ではTT RSの販売は継続されますし、米国市場でもTTとTTSの販売は継続されます。しかし、電動化が進まない限り、TTの全ラインナップに別れを告げなければならない日が来るのもそう遠くはないかもしれません。

TT RSヘリテージエディションのベース価格は、82,495ドル(約936万円)から。一方のスタンダードなTT RSは74,245ドル(約843万円)からとなっています。

2022 アウディ TT RSヘリテージエディション フォトギャラリー

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