BMW『X6』は、クーペスタイルSUVの流行の先駆けとなったモデルの1つです。3代目となる現行のX6は、SUVならではの存在感と、クーペのようなしなやかさを兼ね備えたスタイリッシュなモデルです。ハーマン(HAMANN)のカスタムキットを装着することで、その個性をより際立たせることができるでしょう。
ドイツを拠点とするチューニングメーカーのハーマンは、BMW『X6 M』用のボディキットを発表しました。フロントリップ、サイドスカート、リアディフューザー、2つのリアスポイラー(小型のダックテールと大型のウイング)、ルーフスポイラーなど、アグレッシブなエアロパーツを満載。なぜ4つもスポイラーを備えているのかはわかりませんが、X6の特徴である独特のスタイリングによく馴染んでいます。
23インチのグラファイトホイールは、ホワイト、シルバー、ブラックの3色から選択可能。オプションの4本出しマフラー(ブラックセラミック製)も特筆すべき点です。その他の変更点としては、新しいスプリング(車高35mmダウン)やハーマン・バッジなどがあります。
パワートレインは、4.4LのツインターボV8エンジンを搭載して600hpを発生。8速ATと組み合わせ、4輪を駆動します。ハーマンはまた、617hpを発生する上位モデル『X6 Mコンペティション』向けのカスタムキットの展開も予定しています。
インテリアでは、専用フロアマット、ロゴ入りLEDドアプロジェクター、アルミまたはブラックアルマイトのペダルなどを採用。もちろん、LEDライト、アダプティブ・サスペンション、4ゾーン・クライメート・コントロール、16スピーカーのHarman Kardon製オーディオ・システム、ワイヤレス充電器、ヘッドアップ・ディスプレイなども標準装備されています。
カスタムキットの価格は明らかにされていませんが、米国では現在受注を開始しています。
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