フォード、3Dプリントした「ポニー」発表 EV購入者向けに

フォードは、昨年末に発売したEV『マスタング・マッハE』の初期購入者に対し、サプライズとしてプレゼントを贈ると発表しました。対象となるのは、米国で初期限定モデルの「ファースト・エディション」を予約した人で、3Dプリントされたポニーの置物がプレゼントされます。

フォードが『マスタング・マッハEファースト・エディション』の購入者に贈るポニー

この置物は、2019年11月のマッハEの公開時に登場した、ポニーのワイヤーフレームモデルをベースにしています。米ミシガン州レッドフォードにあるフォード・アドバンスト・マニュファクチャリング・センター(先端製造技術センター)で、白のプラスチックを使って3Dプリントされます。その後、ファースト・エディションに設定されているボディカラー(レッド、ブルー、グレー)のうち、実際に選択したものと同じカラーリングが施され、完成です。

フォードによると、3Dプリントされたものを顧客に直接プレゼントするのは初めてのことだそうです。フォードは、自動車製造の一部工程に3Dプリントを使用しており、自社の製造技術をアピールする目的もあるでしょう。また、ポニーはフォードを代表するスポーツカーであるマスタングのシンボルでもあります。

この3Dプリントされたポニーは、「顧客との特別なつながり」を強調するもので、フォードはさらなるパーソナライズの可能性を示すものとしています。ここに掲載されている画像はグラバー・ブルーの染色が施されたもので、大きさは少し分かりづらいですが、パンフレットとほぼ同じサイズのようです。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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