ランボルギーニは長年にわたって、「カウンタック」をはじめとする象徴的な名車を作ってきました。現代の「アヴェンタドール」は、高額にもかかわらず、これまでで最も人気のあるモデルの1つとなっています。アヴェンタドールは、生産台数1万台という記念すべき数字を達成しました。
1万台目のアヴェンタドールは、グレーに赤のカラーリングを施した「SVJロードスター」で、赤と黒のインテリアが特徴的です。この車両はタイ市場に送られることになります。
ランボルギーニは、「LP 700-4」として知られるクーペモデルがデビューした2011年からアヴェンタドールを生産しています。初代は700馬力のV12エンジンを搭載。最高速度は350km/hで、2.9秒で100km/hに達しました。
このクルマをこれほど速くしたもう1つの要因は、クイックシフトのISRトランスミッションです。また、プッシュロッド式サスペンションを採用しており、レースカーのような正確なハンドリングを実現。
アヴェンタドールのドアは、カウンタックや他のランボルギーニと同様、上向きに開きます。
2012年、ランボルギーニは、カーボンファイバー製のルーフを持つロードスターモデル「アヴェンタドールJ」を発表。エクステリアとインテリアが一体となったオープン・スーパースポーツカーとしてデビューしました。2016年には「ミウラ」誕生50周年を記念して、オマージュモデルがデビューしています。
同年には「アヴェンタドールS」も登場。740馬力を発生する6.5L 12気筒エンジンを搭載し、全輪駆動と4輪ステアリングを備えています。2018年には「アヴェンタドールSVJ」が導入され、900台のみの限定生産となりました。
ランボルギーニは、今後もよりサーキットに特化したモデルを導入していくことは間違いありません。1万台という数字は大手自動車メーカーと比較すると多くはありませんが、非常に高価な2シーターのスポーツカーとしては膨大な数字です。
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