「911ターボS」を鬼チューニング!850馬力の「TR 850」とは

ドイツのチューニング会社マンハートは、991.2型ポルシェ「911ターボS」をベースにした「TR 850」を発表しました。マンハートはBMWのカスタムで知られる会社ですが、今回は911ターボSの3.6L 6気筒エンジンをチューニングし、850馬力まで出力を高めています。

標準エンジンには、新しい可変ジオメトリー・ターボチャージャー(VGT)とインタークーラーが採用されており、健全なパワーブーストを実現しています。また、IPDアルミインテークシステムとBMCスポーツエアフィルターを装備。

次に、バルブコントロール、ステンレス製サイレンサー、マンハート製ダウンパイプを備えた特注のエキゾーストシステムが採用されています。これにより、高いブースト圧を発生させながら、よりパワフルな排気音を奏でることが可能になりました。

当然ながら、ECUも再プログラミングされています。標準装備のデュアルクラッチトランスミッションを、クラッチ交換と新しいソフトウェアで強化。その結果、純正の911ターボSよりも270馬力、390Nmのパワーアップに成功。最高出力850馬力、最大トルク1,088Nmを発揮します。

これだけのパワーがあれば、心を奪われるほどの加速が可能です。停止状態から時速97kmまで2.4秒、時速200kmまで4.9秒で駆け抜けます。マンハートによると、最高速度は時速330kmに達するとのこと。

その他のアップグレードとしては、センターキャップ付きの21インチのレベラLVL 1.1マルチスポークホイール、ミシュランパイロットスポーツ4Sハイパフォーマンスタイヤ(フロント255/30/Z21、リア325/25/ZR21)、H&R社製のロアスプリングなどがあります。

ロアスプリングは車高を30mm下げることで、ローライドなルックスを実現しつつ、ハンドリングを向上させています。

TR 850の価格はまだ発表されていません。しかし、来年には2021年モデルの911ターボとターボSが登場するため、991.2世代のポルシェ911の価格は徐々に下落しています。マンハートは、より手ごろにベース車両を手に入れられるようになっているのです。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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