バイヤーズ・ガイド ギアシフトノブ ベスト5

コロナウィルス禍で鬱屈した空気ではあるが、いよいよ夏だ。ドライブに出かけたいシーズンになる。新車で行きたい人がいれば、何十年も持った愛車で走りたい人もいるだろう。M/Tの車両だとギアシフトノブが注目される。そんなノブのデザインはほとんどの場合、カーメーカーのオリジナルでは抑えめになっている。でも、それほどコストをかけずに、自分らしく室内にアクセントをつけてドレスアップできるパーツが、シフトノブだ。さりげなくスポーティに? ドライビング好きをアピール、あるいは存在感のあるノブでファッション的な主張とするか、選択肢は広い。そこで今回は編集部が調査したシフトノブの結果を紹介しよう。

1位 革製ギアシフトノブ Arenbel製

価格: 1,780円

製品仕様

汎用、手動シフティングシティックシフト用。革製ギアシフトノブ アルミニウム合金使用 。3つのアダプター(8mm、10mm、12mm)。レンチ、ネジ付。

特徴

アダプターが3種あるので、ほどんどの車に簡単装着。手の中で制御しやすい形状。リバースギアを持ち上げることができない車両には適さない。リバースギアにボタンロックが必要な車両には適さない。

レビュー

革製R型で、 感触が良く、運転操作がしやすい。クラシックでスポーティに。エンボスの黒革に赤いステッチが効いて、室内をスポーティでクールなイメージに演出できる。

2位 革製シフトノブ5速用 Arenbel製

価格: 1,780円

製品仕様

5速用、汎用手動シフティングノブ用。革製ギアシフトノブ アルミニウム合金使用。3つのアダプター(直径8mm、10mm、12mm)。レンチ、ネジ付。

特徴

アダプターが3種あるので、ほどんどの5速車、AT車に簡単装着。手の中で制御しやすい形状。リバースギアを持ち上げることができない車両には適さない。リバースギアにボタンロックが必要な車両には適さない。

レビュー

確かに最近、多くのM/T車は6速だけど、こちらは、20年以上前の5速用。黒い革製で、シフトヘッドの下部にあるアルミ合金になっているので感触が良く、運転操作しやすい。クラシックでスポーティに。5速の文字が懐かしい。

3位 シフトノブ 黒8ビリヤード形

価格:  1,688円

製品使用

自動・手動汎用、樹脂製シフトノブ、黒8ビリヤードボール状。アダプター3種付。

特徴

直径50.95mm、高さ60.2mmの球形。簡単に装着できる。リバースギアを持ち上げることができない車両には適さない。リバースギアにボタンロックが必要な車両には適さない。

レビュー

ビリヤードが好きなドライバーにはたまらないはず。感触が良く、快適にギア操作ができ、操作感覚が良くなる形状。存在感抜群で最高のアクセントになる「エイトボール」。スポーティでクールな印象。

4位 スプリングシフトノブ Lunsom製

価格: 1,999円

製品仕様

MT車用。汎用タイプ。アルミ合金製、スプリング形状。アダプター3種付で赤、青、多色シルバー、多色ブラック、多色赤の5色。

特徴

光沢のある金属製で個性的な形状。 程よい太さで握りやすい。ローレート加工なので、滑りにくい。

レビュー

抜群の存在感を放つユニークなスプリング型のシフトノブ。形状はファッション的だが、メカニックで、室内を個性的に演出できる。ゲート式AT車にも。5色あるので、室内のイメージ、目立ち度を選べる。

5位 LED クリスタルシフトノブ

価格:  2,780円

製品仕様

クリアなアクリル製スティック型シフトノブ。LED付。MT車種対応。シガープラグアダプター、USBケーブル、アダプター3種付。

特徴

まるねじタイプに対応。クリアなアクリル製のスティックで、LEDで7色の光を選べる。15cmから40cmまで長さは6種類。

レビュー

イルミネーションがきれいで、若い人、女性は嬉しいだろう。ただし、このLEDライトの具合が確実ではなく、ライトがつかない、USBが接続できないなどの問題がある場合も。形状は握りやすく、操作しやすい。

まとめ

オリジナルのシフトノブは控えめなデザインなことが多いが、世の中にはおそらく読者諸氏の想像を超える数の、様々なデザインのシフトノブが存在する。上記の多くはMT車専用なので、要注意。シフターは運転操作中に頻繁に使う部分で、触れた感触はドライバーには大事なことだ。滑りにくい、自分の掌にぴったりしている、位置が合っている、シフトのスタイルやクセにあっているなど、選択はとてもパーソナルだ。従って、製品も数多く、価格の幅も大きい。今回は、スポーティで大人のドライバーのさりげない情熱を表すArenbelの黒革製R型シフトノブを1位としよう。

ピーター ライオン

1988年より日本を拠点に活動するモーター・ジャーナリスト。英語と日本語で書く氏 は、今まで(米)カー&ドライバー、(米)フォーブス、(日)フォーブス・ジャパン 、(英)オートカーなど数多い国内外の媒体に寄稿してきた。日本COTY選考委員。ワー ルド・カー・アワード会長。AJAJ会員。著作「サンキューハザードは世界の’愛’言葉 」(JAF出版、2014年)。2015から3年間、NHK国際放送の自動車番組「SAMURAI WHEELS」の司会を務める。スラッシュギアジャパンでは自動車関連の記事・編集を担当し、動 画コンテンツの制作に参画する

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