ニューヨークの現地時間1/15、世界中で展開している モバイルデータキャリア が「5G Future Forum(5GFF)」を発足しました。このグループは主要な地域で使える5G通信技術を共同開発するようです。5GFF設立キャリアは以下のとおりで、南北アメリカやアジア太平洋、ヨーロッパのモバイルデータキャリアの主要会社が揃っています。
5GFF発足企業一覧
- América Móvil(メキシコ)
- KT(韓国)
- Rogers(カナダ)
- Telstra(オーストラリア)
- Vodafone(イギリス)
- Verizon(アメリカ)
5G技術のユースケースを提示
5GFFはユーザーが5G通信に対して期待感が持てるように、5G技術で達成を目指すいくつかのシナリオを提示しています。また、スムーズに4G/LTEから5Gへ移行できるよう、さまざまな地域で運用できる5G技術開発にも重点を置くようです。
5GFFが提示するユースケース一覧
- 最先端の機械学習
- 自律型の産業機器
- スマートカー
- スマートシティ
- IoT
- 拡張現実(AR)
- VR
- その他
潮流はグローバル化、しかし国内は…
日本では昨年末から地域限定で使えるローカル5Gが本格始動しています。しかし、世界の動きを見るとローカル化よりもグローバル化です。日本は過去にもフィーチャーフォンでガラパゴス化が起きていましたが、今度は5Gにおいてガラパゴス化するのでしょうか。国内のインフラ整備も重要ですが、もう少し外に目を向けてもいいかもしれません。
コメントを残す