今年の9月にAppleから発売されると言われているiPhone 12が、最悪の場合2021年にずれ込む可能性があります。原因は、新型コロナウイルス(COVID-19)を取り巻く世界情勢。Appleの拠点である米国では渡航警戒レベルを最大に引き上げ、生産拠点である中国のサプライヤーは生産計画を変更しています。
新型コロナウイルスの感染者数は米国がトップに
COVID-19のアウトブレイクによりiPhone 12の発売に影響が出ることはしばしばうわさされていましたが、初回販売台数を減らしつつも9月に発売されると予想されていました。しかし、世界情勢を鑑みると遅れる可能性があります。
米国は19日、渡航警戒レベルを最大である4まで引き上げ、海外に滞在している国民に帰国するよう促しています。そのため、Appleは中国のサプライヤーとのiPhone 12に関する会議や実地試験が大幅に遅れています。
また、日経アジアンレビューによると一部の中国のサプライヤーは生産計画の変更を余儀なくされており、6月の出荷を8月にずらすようです。これは、必然的にiPhone 12の生産開始時期が遅れることを示します。
米国での新型コロナウイルス感染者数は、全世界でトップになりました。どれくらいiPhone 12が遅れるかは不明ですが、今後の世界情勢によっては2021年まで伸びる可能性はありそうです。
2020年?