美しき旧車カスタム シボレー『K5ブレイザー』 6.2L V8エンジン搭載

米ウィスコンシン州に拠点を置くリングブラザーズ社は昔から、現代的なパーツをふんだんに使って高度にカスタマイズされたクラシックカーを作ってきました。通常、こうした車両は裕福なバイヤーの委託を受けて製作されたり、非常に高額で販売されたりします。今回同社は、コンテスト向けに作られた1970年製のシボレー『ブレイザー』のカスタマイズを公開しました。

コンテストでは、退役軍人による災害対応を支援する非営利団体Team Rubiconの特典の一環として、この車両がプレゼントされます。車両は1970年製のシボレーK5ブレイザーで、内外装ともに高度なカスタマイズが施されています。ボンネットの下には、最高出力430hpを発揮するシボレーの6.2L V8エンジン「LS3」を搭載しています。

リングブラザーズ社によるシボレー『ブレイザー』のカスタム車両

フローマスター製のカスタムエキゾーストシステム、HRE製の鍛造ホイール、ゼネラルグラバー製のオールテレインタイヤを装着しています。サスペンションにはQA1を採用し、オンロードでもオフロードでも快適な乗り心地を実現しているとのこと。

ベース車両のハードトップはビキニ・ソフトトップに交換され、事故の際の安全性を高めるためにロールバーが追加されています。ボディは、BASF社製の「グラウラー・グリーン」と呼ばれるミリタリー調のダークカラーで再塗装されました。その他、大型エンジンを収容するためと思われる、カウルが盛り上がったボンネットも特徴的です。

ドアハンドルなど随所にアルミニウム製のパーツを採用。インテリアは刷新され、レザーシート、ドアパネル、ダッシュパッド、サイドパネル、コンソールなど、レトロな雰囲気を残しつつも全く新しいものへと生まれ変わっています。リアにはトップがなく、オープンな状態となっています。要するに晴天時専用ということです。

リングブラザーズ社はこれまでにもブレイザーのカスタマイズを手掛けていますが、新たに制作する際は過去の車両とは完全に異なるものにすると述べています。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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