クラシックな日本車風のEVで知られるアルファ・モーター・コーポレーションが、新型EV『ジャックスCUV(JAX CUV)』を発表しました。シンプルかつ個性的なデザインと、カスタマイズ可能なインテリアを特徴とする4人乗りのコンパクトクロスオーバーです。
車名の「JAX」は「ジュニア・オールテレイン・クロスオーバー」の略。オフロード性能と高い耐久性、クリーンなパワートレインを備えたCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)として開発されました。
全長4,560mm、全幅1,930mm、全高1,634mm。4輪駆動と前輪駆動の2種類が用意され、どちらも839kgの牽引力を持ち、0-97km/h加速は6.5秒。電気は75kWhのリチウムイオンバッテリーに蓄電されており、1回の充電で400kmの走行が可能であるとのこと。
室内は4人が快適に座れ、1,770Lの収納スペースを備えています。今回発表された車両は、北カリフォルニアのレッドウッド・ハイウェイを取り囲む自然をイメージしたという深緑色のペイントが施されています。
インテリアとしては、取り外して可能なデジタルスピードメーター、さまざまなサイズに交換できるセンターディスプレイ、人間工学に基づいたボルスター付きシート、取外し可能なオーディオシステムなど、モジュール的な要素を数多く採用。所有者の好みに応じてカスタマイズ可能な、柔軟性の高いインテリアとなっています。
こうした直線基調で無駄な装飾の少ないシンプルなインテリア造形は、先に発表された『エース・クーペ』と同様です。ちなみに、エース・クーペには、4輪駆動で0-97km/h加速が約4.6秒に達するパフォーマンスエディションも設定されています。
アルファ・モーターは現在、エース・クーペと並んでジャックスCUVの予約を受け付けています。価格は前輪駆動モデルが38,000ドル(398万円)から、4輪駆動モデルが48,000ドル(503万円)からとなっています。
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