Windows向けフライトシミュレーター「Microsoft Flight Simulator」で、VR機能のCBT(クローズドβテスト)が開始されます。テストは2段階にわたって実施される予定で、現在Microsoftは参加者を募集しています。
PCに求められるスペックは、当然ながらゲーム自体が必要とするものよりも高くなっています。必要最低限の仕様は以下の通り。
OS : Windows 10(2019年11月アップデート – 1909)
DirectX : DirectX 11
CPU : i5-8400/Ryzen 5 1500X
GPU : Nvidia GTX 1080(または同等スペックのGPU)
VRAM : 8 GB
RAM : 16 GB
HDD : 150GB
帯域幅 : 5Mbps
その他の要件は、こちらをチェックしてください。
開発元のAsobo Studiosは、テストの第1段階ではWindows Mixed Realityヘッドセットのみが対象となるものの、第2段階では他のVR機器でも応募できるようになる予定だと述べています。
おそらくFlight Simulatorは、VRのメリットをアピールするには完璧ともいえるタイトルでしょう。グラフィックの精細さや飛行機の挙動、マップの再現度などが高い評価を得ていますが、平面のスクリーンを見ながらプレイするよりも、VRを使うことでより現実に近い感覚を覚えるはずです。
一部の評論家は、Microsoft Flight Simulator 2020が業界全体に大きな影響を与え、コンピューターの最大スペックを押し上げ、今後数年間でPCのアップグレードが急増する可能性があると指摘しています。もちろん、ユーザーにVRを「売る」タイトルになるかどうかはわかりませんが、MSFS用にPCをアップグレードする人は、その過程でVR機器を揃えることを検討した方がいいかもしれません。
コメントを残す