これまで、NetflixやAmazon、YouTubeなどは、世界的に通信量が増える中で、ストリーミングの品質を下げてきていました。そして、Disneyも欧州における 「Disney+」のストリーミング品質を低下させる決定を下しています。この決定は、現在EUで隔離されている多くの人々が、ゲーム、ビデオストリーミング、仕事、学校に至るまで、インターネットサービスの利用増加を考慮して下されました。
欧州委員会の要請に応えた
元々は、欧州委員会 (EC) が、インターネットの利用がピークに達している時間帯のストリームの品質を下げるよう求めたことがきっかけ。在宅ワークが増えてインターネットへの通信が増えたことも少しは関係していますが、インフラへの多くの負担は映画やドラマのストリーミングからきています。
この対策として、使用ピーク時に高精細度から標準精細度のストリーミングに切り替えることを、ストリーミングの配信をしている企業に求めたのです。
すぐに対応したのが、NetflixとYouTube。AmazonのPrime Videoは3月20日に開始され、Disneyは3月21日に対応しました。
日本でのリリースは2020年後半
Disney+は、アメリカでリリースされたのち、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、スイスを含む西ヨーロッパ8カ国で展開されました。日本では、現在Disney Deluxe(ディズニーデラックス)というサービスがありますが、これとは異なるDisney+が2020年後半にリリースされる見込みとなっています。どう棲み分けしていくのか詳細はまだ出ていませんが、リリースされれば間違いなく話題になることでしょう。
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