便利なスマートスピーカーやスマートアシスタントが登場するにつれ、意図しない動作をしたという話が聞こえてきます。スマートスピーカーが突然会話に割り込んできたというコミカルな話であれば、ネタになるくらいで済みますが、意図せずに録音したり、さらに悪いことに、他の人が聞くことを想定していないオーディオクリップを送信してしまうという恐ろしい体験もしばしば耳にします。幸いなことに、Googleアシスタントでは、ユーザーが自分の声をどの程度聞きとってほしいかを設定できるようになります。
細かい設定ではなく3つのレベルから選択
Amazonのアレクサを除くほとんどのスマートアシスタントには、あまり一般的ではない名前と特定のウェイクワードがついており、誤ってデバイスを起動させないようになっています。残念ながら、AIや音声認識技術は、それらのデバイスがウェイクワードを聞き間違えないようにするための100%の精度にはまだ達していません。技術の進歩までの間は、感度オプションの設定で解決しなければなりません。
2019年9月に話が出ていたとおり、Googleはついにその感度レベルをユーザーが指定できる機能を公開したようです。これは厳密には細かい設定ではなく、ユーザーは デフォルト、最小応答、および最大応答の3つの設定からのみ選択できます。
デバイス単位での設定が可能
この設定はデバイス単位で行うことができるのが利点です。つまり、寝室にはあまり反応の良くない、よりプライベートなGoogle Nest Hubを置き、Google Nest Homeスピーカーは、反応良く、いつでも使える状態になっているということです。
Googleの他の新機能と同様、一般公開前に少数のユーザーに提供されます。何カ月も前から準備が進められていますが、最近のCOVID-19(新型コロナウイルス)の流行による自宅待機もあり、自宅に溢れる声の数を考えると、このタイミングは完璧かもしれません。
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