世界的にも名の知れた日本のハードウェアメーカーといばソニー。スマートフォンメーカーとしても歴史のあるソニーですが、昨今では中国や韓国のスマートフォンメーカーの勢いにおされ、その存在感は薄くなってしまっています。そんな中、アメリカ時間2月20日にソニーからエントリーモデルのスマートフォン「Xperia L4」が発表されました。
Xperia L4はエントリーモデルということもあり、革新的な機能などの搭載は見られませんが、同社のフラッグシップモデルでも採用されたアスペクト比21:9の 6.2インチスクリーンを搭載しています。ソニーのマルチウィンドウUIによる複数のアプリの同時使用に適したスクリーンサイズに仕上がっているとのことです。しかし、Media Tek Helo P22 SoCと3GBのRAMという構成が複数アプリの同時使用に適しているかは疑問が残るところです。
Lシリーズとしては初めてとなる、3つの背面カメラを搭載したXperia L4。縦に配置された背面カメラは、500万画素の超広角レンズ、1300万画素のメイン、200万画素の深度カメラという構成です。前面カメラは800万画素で、半球に近い「しずく型」ノッチを採用。バッテリー容量は3,580mAh。3.5mmイヤフォンジャックも搭載しています。
このXperia L4の発表とほぼ同時に、ソニーのスマートフォン専用サイトが消え、家電、PlayStation、エンターテイメントなども紹介されるソニーのメインサイトに統合されました。これは、ソニーが、今後スマートフォン事業へあまり力を入れていかないということを示唆しているかもしれません。
はたして、Xperia L4がソニーはスマートフォン事業の起死回生の足掛かりとなるのでしょうか。Xperia L4は、ブラックとブルーの2色展開。日本での発売は未定です。
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