雛祭りの日にMicrosoftが沸かせます。Outlookのアップデートが発表され、Trelloのような「カンバン」が利用できるようになりました。Microsoftによると、カレンダー機能に便利なボードビューを追加され、Outlookに機能的な「飾り付け」が施された格好です。ユーザーはデータの整理や追跡が容易になり、より管理しやすくなるだろうと、Microsoftは胸を張ります。
TrelloのようなボードビューがOutlookに
新しいボードビューはOutlook on the webで利用できます。ユーザーはアジェンダを視覚的な方法でカスタマイズ、拡張できるようになっています。このツールを使用すると、複数のカレンダーに加えて、タスクと目標、リマインダー、リスト、付箋、そしてファイルにアクセスできます。
Microsoftによると「Outlookユーザーは、カレンダーや付箋など、詳細な情報が記載された独自のボードを自由に作成できる」とされています。すべてのコンテンツは同じボードビューの操作画面から管理でき、タスク管理ツールとして認知度の高い「Trello」のような印象を与えます。
現在、ボードビューはWeb版のOutlookユーザーにのみ利用可能です。ただし、Microsoftが計画するところによると、教育や法人ライセンスを持っているOutlookユーザーまで利用できるようになります。残念ながら、その拡張が一体いつ訪れるのかは、まだ明確にされていません。
注目を集めるMicrosoft のオートメーションソリューション
さらに、Microsoftはモバイル版のOutlookのアップデートを発表しています。同社によると「会議の予定をよりインテリジェントに調整する」として、カレンダーによる候補日程の提案や自動的な「リスケジュール」を提供すると語ります。この新しい機能により、ユーザーは会議の時間枠と希望する期間を設定できるようになり、各々のカレンダーに基づいて、参加者すべてにとって理想的な時間を提案してくれるのです。
2021年3月3日の雛祭りは、まるでMicrosoft一色になりそうです。RPAツールを無償提供するという「Microsoft Power Automate」を始め、Microsoftから様々なアップデートが繰り出されています。期間限定の特別なオファーも用意されている模様ですので、要チェックです。
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