Samungがデザインにフォーカスしたテレビ「The Frame」と「The Serif」の2つのシリーズの最新モデルと、オーディ「Q」、「T」、「S」の最新モデルを発表しました。
Samsung The Frame 2020
「The Frame」シリーズは、電源をオンにすると、Ultra HD 4Kスマートテレビ。電源をオフにするとデジタルアートがディスプレイされ、額の中に飾られた絵画のような佇まいです。
Samsungは、The Frame 2020の電源オフ時にディスプレイされるデジタルアートのコンテンツを新たに取得。プラド美術館、アルベルティーナ、Saatchi Art、Artspace、Sedition、マグナム・フォト、LUMASなどの有名ギャラリーから選択する1,200以上ものアートが新たに登場するようです。The Frame用のデジタルアートはSamsung Art Storeで提供され、月額4.99ドル(約540円)のサブスクリプション形式、または個別に作品を購入することができます。
The Frameには、43インチ、50インチ、55インチ、65インチの既存4サイズの他に、2つのサイズが新たに加わります。The Frame最小となる32インチは2400ドル(約25万9,000円)。一方でThe Frame最大となる75インチも加わり、こちらは3000ドル(約32万3,000円)です。32インチのバージョンは、縦向きでの取り付けも可能です。
Samsung The Serif 2020
2016年に初めて発売された「The Serif」は、テレビというよりもインテリアといった方が相応しいテレビです。世界が注目するデザイナーデュオRonan & Erwan Bouroullec(ロナン&エルワン・ブルレック)とのコラボレーションでデザインされ、横から見るとセリフ体の「I」に似ていることから「The Serif(セリフ)」と名付けられました。
どの角度から見ても目に美しいデザインのThe Serif 2020は、43インチと55インチの2サイズで、両サイズとも4本足のフロアスタンド付属です。価格は43インチが1,000ドル(約10万8,000円)。55インチが1,500ドル(約16万2,000円)です。
Samsung 2020 サウンドバー
Samsungは2つのテレビの他にも、「Q」、「T」、「S」サウンドバーを発表しました。3シリーズとも上質な音質ながらも、インテリアに溶け込むようなデザインです。
フラッグシップモデルとなるQシリーズは、上むきのスピーカーユニットDolby Atmosや3Dサウンド用にDTS:Xスピーカーを搭載。HDMI eARCポートを備え、5.1.2チャンネルシステム用のワイヤレスサラウンドスピーカーキットと組み合わせることが可能です。さらに、映像内の動くオブジェクトの移動に合わせて音源の位置を動かすことで、臨場感を高めるSamsungのAcoustic BeamやObject Tracking Soundに対応しています。Qシリーズは、900ドル(約9万7,000円)のQ800Tと700ドル(約7万5,400円)のQ70Tの2モデルが新たに登場です。
中位モデルのRシリーズに代わって登場したTシリーズは、3.1チャンネルのサラウンドサウンド搭載のT650、HDMIとDTS Virtual:X対応のT550、そしてT450の3モデル。価格は、T650が350ドル(約3万8,000円)、T550が280ドル(約3万300円)、T450が200ドル(約2万1,500円)です。
Sシリーズ(スマホのSシリーズと混同しそうですが)に新しく登場したS60は、3シリーズの中で1番「インテリア感」を放つスピーカーで、デンマークのテキスタイルメーカ「Kvadrat」の高品質なファブリックで包まれています。Alexaボイスコントロールにも対応で、価格は330ドル(約3万5,600円)です。
残念ながら現時点ではThe Frame、The Serif、そしてサウンドバー3シリーズとも日本で発売の予定はありません。
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