日産「リーフ」マイナーチェンジ: 2020年モデルは332万6400円から

進化を続ける日産リーフ

日産が2020年モデルのリーフの価格を発表しました。グレード展開としてはこれまで通りS、X、G、NISMO、AUTECHがあり、このうちX、G、AUTECHには、より大きなバッテリーパックを搭載した+(プラス)バージョンが用意されています。最安値のベースグレードは、40kWhのバッテリーパックを搭載したSで、価格は3,326,400円に設定されており、2019年モデル(増税後)より23,100円の値上げとなりました。

日本でもっともよく見かけるEVとなったリーフ。今後もEV界の牽引役となれるか。(写真はすべて北米仕様)

マイナーチェンジに伴う価格改定

現状、NISMO以外の全グレードが価格改定の対象となったようです。安全性や利便性を高めるためのマイナーチェンジに伴う値上げと思われます。 各グレードの価格は以下の通りです。(特別仕様車は除く)

●40kWh
S:3,326,400円
X:3,819,200円
G:4,189,900円
NISMO:4,107,400円
AUTECH:4,094,200円

●62kWh
e+ X:4,411,000円
e+ G:4,998,400円
e+ AUTECH:4,686,000円

「プロパイロット」など日産の最新技術を改良し、安全性に磨きがかかった。

運転支援技術の改善や新色追加

具体的には、運転支援技術「プロパイロット」や自動駐車システム「プロパイロット パーキング」の改良により、ドライバーのストレスを軽減。さらに、車線変更時に斜め後方を走る車両との接触回避をアシストする「インテリジェントBSI」が追加されています。万が一の事故に備えて、運転席・助手席のエアバッグだけでなく、カーテンエアバッグを全車標準装備しています。

9インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載し、「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応しています。コネクテッド機能「NissanConnect」もアップグレードしており、ナビとスマートフォンの連携や、無線通信による「OTA自動地図更新」といった機能のほか、車内がWi-Fi環境になるサービスなどが加わりました。また、ボディカラーとして、日本新色の「ビビッドブルー」や日産初採用の「ステルスグレー」など、4色が追加されました。

ディスプレイが大きくなり、機能性の拡充が図られた。

発売は2020年2月を予定

これらマイナーチェンジ後のモデルは2020年2月より発売されます。充電サポートサービス「ZESP」が改訂されて料金体制が変わったこともあり、リーフを取り巻く環境は変化を続けています。日本のEV市場には、これからも目が離せません。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です