フォードは、SUV『エクスプローラー』の2022年モデルを発表しました。ハイパフォーマンス仕様の「ST」モデルには、新たに後輪駆動バージョンが追加されます。同時に、標準モデルのパフォーマンスはそのままに、スタイリングをスポーティーに仕上げる「STライン」も登場しました。
後輪駆動モデルのエクスプローラーSTは、3.0L V6エコブーストエンジンを搭載し、最高出力400hp、最大トルク57kg-mを発揮します。トランスミッションは10速ATを採用しています。
一方のエクスプローラーSTラインは、上位モデルの「XLT」と「リミテッド」の中間に位置するモデルです。STと同じスポーティーな内外装を採用したモデルで、駆動方式は後輪駆動を標準とし、4輪駆動も選択できます。エンジンは2.3Lエコブーストで300hpを発揮します。
フォードによると、新たに追加されたSTラインは、STのスタイルと外観を求めながらも、パワーを必要とせず価格を抑えたいユーザー向けのモデルであるとのこと。STラインとSTの価格差は7,570ドル(約80万円)にもなります。
オプションとして、12スピーカーのオーディオシステム、携帯電話のワイヤレス充電器、運転支援システム「Co-Pilot 360」などが用意されています。
また、「キングランチ」と「プラチナ」モデルには、STと同じ400hpのエンジンを標準装備するなど、各モデルで仕様が変更されました。2列目のベンチシートまたはキャプテンチェアを追加料金なしで選択することができるほか、「ティンバーライン」モデルには新たに2列目ベンチシートを用意。
2022年モデルのエクスプローラーは、今年後半に米国で発売される予定です。
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