『Gクラス』のブラバス仕様が過激すぎる 新型『900ロケット・エディション』発表 25台限定

メルセデス・ベンツといえば、高級車やスポーツカーのイメージが強いですが、古くからSUVも製造しており、その中でも最もエキサイティングで高価なモデルの1つが、大型でスクエアな『Gクラス』です。メルセデスのチューナーとして知られるブラバスは今回、Gクラスをベースとした高性能仕様『900ロケット・エディション』を発表しました。

ブラバス『900ロケット・エディション』

その名前からもわかるように、標準(AMG G 63)の4.0LツインターボV8エンジンには大幅に手が加えられています。徹底的に磨き上げられた結果、排気量は4.5Lにアップし、最高出力900hp、最大トルク1,250Nmを発揮します。しかし、この巨大なトルクからトランスミッションを保護するため、電子制御により1,050Nmに制限されています。

レンガのような車体にもかかわらず、900ロケット・エディションの0-100km/h加速は3.7秒、最高速度は280km/hに達します。スタイリングとしては、カーボン製のワイドフェンダーを装着しているほか、リアスポイラーなどの空力パーツを新たに追加。カーボンパーツは、エクステリアとインテリアのいたるところに使用されています。

インテリアも専用設計で、標準モデルとは異なる4人乗りとなっています。各バケットシートの間には、ドリンクホルダーなどを備えたセンターコンソールを配置。カーボンパーツやキルティングレザーをふんだんに使用し、高級感を演出しています。

価格については言及されていませんが、生産されるのは全世界で25台のみとなっています。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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