AirPodsの修理交換品が動作しない事象が発生

Apple AirPodsのようなワイヤレスステレオやTWSイヤホンは、わずらわしいワイヤーを気にしなくて良いので便利ですが、そのためにデメリットもあります。例えば、イヤホンの片方または両方を失くしたり、片方だけが突然壊れてしまい、もう片方は無事なことがあります。幸いにも、AppleはAirPodsの片方だけが失くなったり壊れたりした際に、片方だけの修理交換用の製品を提供しています。しかし残念なことに、 最近出荷された交換品は、ファームウェアのミスマッチのため、ペアリングができず動作しないようです。

新しいファームウェアが搭載されているため動作しない

1つのイヤフォンに対して交換対応をするアクセサリメーカーは多くありません。Appleは保証期間内の交換品を発送してくれるため、AirPodsユーザーとしては嬉しい限りです。

しかし残念なことに、Appleが過去2週間に送ってきた交換品には少し問題があります。送られてきた交換品は新しいファームウェアバージョン “2D3“を搭載していますが、ユーザーが所有している既存のAirPodsは別のバージョンを搭載しています。AirPodsの動作には、両方のイヤホンがまったく同じファームウェアバージョンを搭載している必要があります。つまり、ペアリングが上手くいかず、動作させることができません。

現状、ユーザー側での修正は不可能

ユーザーは、古いAirPodsのファームウェアをアップデートすれば修正できると考えているかもしれません。しかし、Appleがまだ2D3を一般にリリースしていないため、アップデートできるものは何もありません。さらに悪いことに、アップルのサポートスタッフは、その新しいファームウェアがいつリリースされるかさえ知りません。

他にも、ファームウェアの状況については、奇妙な報告がいくつかあります。影響を受けたAirPodsの多くは第2世代モデルのもので、AirPods Proのものは数台しか含まれていないようです。また、この事象は交換品の右側のAirPodsで最も多く発生しているようで、左側のAirPodsが正しい古いファームウェアを実行していると報告されています。

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